毎日の通勤やちょっとしたお出かけ、大切な人とのタンデムツーリング――そんなあなたにぴったりの一台を探していませんか。
125ccバイクは、都市の移動とコストパフォーマンスを両立しながら、二人乗りでも快適な時間をもたらす選択肢が豊富です。
ホンダ「リード125」やPCXなど最新モデルは、パワフルな出力に優れた燃費と、広々したシートや収納、利便性を兼ね備えた装備で、初心者からベテランまで安心して選べる高い品質を実現しています。
本記事では実際の試乗や経験談をもとに、二人乗りがしやすいおすすめバイクや、快適さをアップさせる選び方、さらに便利なアイテムや注意点まで徹底指南。
あなたの新しいバイクライフをサポートする最新の情報をお届けします。
125ccで二人乗りするバイクの選び方
125ccで二人乗りするバイクの選び方についてお伝えします。続くポイントごとに注目して選び方を解説します。
- パッセンジャーが快適なシートの広さと形状
- タンデム走行でも余裕のあるパワーと走行性能
- 二人分の体重を支える頑丈なフレームとサスペンション
- ヘルメットも収納できるシート下スペースの容量
- 購入しやすい安い価格と燃費の良さ(コスパ)
それぞれ解説していきます。
パッセンジャーが快適なシートの広さと形状
シートの広さと形状が広いほど二人乗りでは快適に感じられます。
快適性は一緒に乗る人への配慮であり、長距離移動の疲労度も大きく変わります。
乗る側と後ろに乗る側の両方にメリットがある部分です。
シートの広さと形状を重視した方が良い人は次の通りです。
- 長距離移動が多い人
- 体格が大きい二人で乗る人
- 後ろに座る人の快適さを最優先する人
こうした点こそ、快適性重視のバイク選びで見過ごせないポイントです。
特に後部座席が小さい車種だとストレスがたまりやすいです。
できるだけ実物に座って選ぶことをおすすめします。
タンデム走行でも余裕のあるパワーと走行性能
二人で乗る際にはパワー不足を感じやすいので余裕のあるモデルが重要です。
市街地でも速度の維持や加速性能が大切になり、ストレスのない移動が叶うからです。
坂道や合流地点など様々な場面で恩恵があります。
タンデム走行時にパワーや走行性能で選びたい人は以下の例が該当します。
- 坂道の多いエリアに住む人
- 二人でツーリングを楽しみたい人
- 発進時の俊敏さを重視する人
このような使い方の場合は、排気量だけでなく車体重量やエンジン性能も目安にしてください。
エンジンスペックの表記もチェックしましょう。
二人分の体重を支える頑丈なフレームとサスペンション
二人で乗る時は合計体重が増えるので車体剛性やサスペンション性能が影響します。
フレームの強さやサスペンションの沈み込みに余裕があると安心です。
乗り心地の良さや安定感もここで決まります。
該当しやすい状況は下記の通りです。
- 成人二人で乗ることが多い人
- 長距離タンデムが中心の使い方
- 悪路や段差の多い道を走る人
フレームやサスペンションは見落としがちなポイントですが、メーカー公式スペックや試乗の際は必ずチェックしましょう。
体重合計も念頭に置いてくださいね。
ヘルメットも収納できるシート下スペースの容量
125ccスクーターの多くはシート下収納を装備しており、ヘルメットが2個入るモデルもあります。
収納力は通学・通勤や買物での利便性にも直結します。
荷物が多い方や雨具、ロックの携行時にも役立ちます。
次のような場合に特に役立ちます。
- スクーターの収納にこだわりたい人
- 送迎や買い物で荷物を入れる人
- 備品や雨具も常時持ち歩きたい人
収納スペースの形状や容量はメーカーごとに異なるため、実機確認が安心です。
追加のリアボックス装着も候補になります。
購入しやすい安い価格と燃費の良さ(コスパ)
維持費と初期費用が抑えられるモデルは、家計や趣味利用どちらでも魅力です。
燃費性能やエンジンの丈夫さは長く使う際の安心感につながります。
コスパを重視するなら価格帯や燃費性能の比較をしてみてください。
意外と見逃しやすいパターンは次の通りです。
- 本体価格が安いモデル
- 燃費が40km/L以上の車両
- メンテナンスが簡単なもの
安さや燃費だけでなく自己使用の範囲で総合的に比較するクセをつけておくと良いです。
お得感にこだわりすぎて妥協しすぎないように注意しましょう。
二人乗りがしやすい!125ccおすすめスクーター5選
二人乗りがしやすい!125ccおすすめスクーター5選について紹介します。
初心者も選びやすい実績ある機種ばかりです。
- 【王道の快適性】ホンダ PCX
- 【パワフルな走り】ヤマハ NMAX
- 【コスパ最強モデル】スズキ アドレス125
- 【フラットフロアで実用的】ヤマハ アクシスZ
- 【スタイリッシュなデザイン】スズキ アヴェニス125
それぞれ解説していきます。
【王道の快適性】ホンダ PCX
出典:Bikebros.
ホンダPCXはタンデムでも安定した走りとシート快適性が魅力です。
広めのステップと柔らかさを抑えた座面で長距離も快適に過ごせます。
PCXを快適に選ぶ理由の代表例は次の通りです。
- 長時間乗るなら快適重視
- 荷物の収納が豊富
- 街中から郊外まで幅広く使える
幅広い世代に支持されているPCXはトータルバランス重視の人に最適です。
リアシートを追加カスタムするのも良い選択です。
自分好みの乗り方もアレンジしやすい一台なので選ぶ価値は十分高いでしょう。
【パワフルな走り】ヤマハ NMAX
出典:Bikebros.
ヤマハNMAXはパワフルなエンジンとABS標準装備で安心感が高いです。
タンデム性能も高いモデルなので、加速力や停車時の安定感で選ぶ方が多いです。
一緒に乗る方にすすめたいのはこうしたケースです。
- 加速重視や坂道利用が多い人
- シートの柔らかさ重視
- 最新安全装備を求める人
NMAXはしっかりした車体剛性と力強い走行性能が自慢です。
実際に比べると発進時や合流でアドバンテージが感じられるはずです。
高速域が不要な125ccには珍しい快適装備も充実しています。
【コスパ最強モデル】スズキ アドレス125
出典:Bikebros.
アドレス125は軽快な操作性と抜群の燃費で人気です。
本体価格も20万円台後半からと入手しやすい1台です。
アドレス125がコスパに優れる理由はこうした点です。
- ランニングコストを下げたい人
- 軽い車体で取り回し重視
- 維持費を最小限にしたい方
大型の収納やUSB電源など、普段使いも快適になる装備も豊富です。
初めてのスクーター購入やコスパに特化した選択ならこれが鉄板です。
【フラットフロアで実用的】ヤマハ アクシスZ
出典:Bikebros.
アクシスZはフラットな足元で荷物も載せやすく、シート下収納も大容量です。
WMTCモード燃費も50km/L超で維持費重視派にも人気があります。
アクシスZが選ばれる理由として代表例はこうです。
- 足元の広さを活かしたい人
- 二人乗りで買い物や通学利用
- 女性や小柄な人
実用重視のスクーターを探しているなら、アクシスZは外せません。
大きさや重さが気になる方も快適に乗り降りできます。
低燃費もうれしいポイントです。
【スタイリッシュなデザイン】スズキ アヴェニス125
出典:Bikebros.
アヴェニス125は先進的な外観に加えシャープな走行性能が自慢です。
見た目と実用性を両立させたいユーザーに選ばれるスクーターです。
こうしたユーザー層に特におすすめです。
- デザインの新しさを重視したい人
- 街乗り・通勤・通学利用
- 乗るたびに気分転換したい人
収納や操作性も工夫されていて日常での扱いやすさが売りです。
おしゃれと実用を両取りしたいあなたにちょうどいい選択肢になります。
走りも楽しめる!かっこいい125ccおすすめMTバイク3選
走りも楽しめるかっこいい125ccおすすめMTバイク3選を紹介します。
スポーツMT好きやデザイン重視派にも参考になる車種です。
- 【所有感を満たす本格派】ホンダ CB125R
- 【軽快なスポーツ走行】スズキ GSX-S125
- 【遊び心あふれるデザイン】ホンダ モンキー125
それぞれ解説していきます。
【所有感を満たす本格派】ホンダ CB125R
出典:Bikebros.
CB125Rはスタイリッシュな外観と上質な仕上げが特徴で所有感を満たしてくれます。
市販車の中でも装備のグレードが高いモデルです。
CB125Rを選ぶ人の基準を例示します。
- 本物志向のデザインが好き
- 各部品が上質で所有感が高い
- 購入後の満足度にこだわる人
エンジン特性やハンドリングの良さもMTバイク好きに高評価です。
MT初めての方にもチャレンジしやすいクラスです。
【軽快なスポーツ走行】スズキ GSX-S125
出典:Bikebros.
GSX-S125は軽量で高回転型エンジンが特徴のスポーツモデルです。
スズキ得意の俊敏な動きと高い走行性能を味わえます。
次のケースで活躍します。
- キビキビと走りたい人
- 通勤やツーリングを楽しみたい人
- 軽い車体で気軽に扱いたい人
新しいバイク体験をしたい人や通勤での機動性を求める方にも合っています。
カスタムパーツが多いのも魅力です。
【遊び心あふれるデザイン】ホンダ モンキー125
出典:Bikebros.
モンキー125は独特の外観とコンパクトさが抜群です。
扱いやすい車体と趣味性を両立している点が高評価です。
おすすめの活用例はこちら。
- 二人乗りも楽しい週末利用
- おしゃれで目立ちたい人
- 休日のレジャーやサブバイク
取り回しが良いため狭い道や裏道も安心して走れます。
日常と遊び心を両取りできるバイク選びになります。
しかしモンキー125の乗車定員は1名となっているため、二人乗りをするためにはカスタムが必要になります。
125ccの二人乗りをさらに快適にするおすすめアイテム
125ccで二人乗りをもっと快適にするおすすめアイテムも欠かせません。
便利なアイテムを利用すれば毎日の移動がもっと楽になります。
- パッセンジャーの疲労を軽減するバックレスト
- 乗り心地を改善するカスタムシート
- 積載量を大幅にアップさせるリアボックス
- 会話をスムーズにするインカム
それぞれ解説していきます。
パッセンジャーの疲労を軽減するバックレスト
バックレストがあると長時間の同乗時にも腰が楽になります。
特に後ろに乗る方の疲労を抑えてくれます。
背もたれの安心感で走行中も安定しやすいですよ。
よく使われる場面は以下の通りです。
- 長距離移動をするとき
- 休みの日の2人旅行
- 体格差がある2人で乗るとき
タンデム性能が高いスクーターでも追加で付けるとより快適性が上がります。
選ぶ基準も見直しましょう。
乗り心地を改善するカスタムシート
カスタムシートは素材や形状を変えることでお尻の痛みを軽減します。
純正品では物足りなく感じた方におすすめです。
乗り心地だけでなく二人の座りやすさがアップします。
こんな方が選びやすいアイテムになります。
- 毎日使うバイクの方
- 長時間乗る予定のユーザー
- サドル部分の高さを変えたい人
純正シートを加工する専門店もあるので、費用と要望を比べてみてください。
積載量を大幅にアップさせるリアボックス
リアボックスを取り付けることで、ヘルメットや小物等を簡単に収納できます。
買い物や通勤通学で荷物が多いときも便利です。
脱着式を選べば普段は取り外して使うことも可能です。
リアボックスが活躍する例もここでまとめます。
- 日常の荷物運び
- 旅行やキャンプ
- 雨具や防寒着を持ち歩くとき
容量やロック機能の有無もチェックして選んでくださいね。
会話をスムーズにするインカム
インカムは運転中の会話や音楽を楽しめて、一体感がぐっと深まります。
Bluetooth接続で簡単に使える製品が増えています。
スマホナビともつながり便利です。
インカムが向いている場面を挙げます。
- ツーリング中の会話
- ナビや音楽を使いたい時
- 安全に情報共有したい時
ペアリングや充電のしやすさもあらかじめ確認しておきたいポイントです。
125ccで二人乗りする前に知っておきたい注意点
125ccで二人乗りする前に知っておきたい注意点があります。
初めての方にも必要なポイントなので確認しておきましょう。
- 二人乗りの条件は普通二輪免許取得後1年以上
- 任意保険の搭乗者傷害保険を確認する
- 一人乗りとは異なる運転感覚に慣れる
それぞれ解説していきます。
二人乗りの条件は普通二輪免許取得後1年以上
普通二輪免許を取得してから1年以上経過しないと二人乗りはできません。
免許の取得日から1年未満の場合は違反になります。
該当する状況を具体的に挙げます。
- 免許取得直後の方
- 初心者運転期間中
- 学生や若いライダー
うっかり違反で罰則が科されるため注意しましょう。
保険適用の有無も関係します。
法令遵守が基本中の基本ですよ。
任意保険の搭乗者傷害保険を確認する
二人乗りでは事故時のリスクも高まるため、任意保険の内容確認が必要です。
搭乗者保険の有無や補償内容によって差が大きくなります。
主なチェックポイントはこちら。
- 被保険者枠の人数
- 補償内容と金額
- 保険会社への追加申請
保険に加入していない場合は十分なリスク確認をしましょう。
二人の安全を守る意味でも大切です。
一人乗りとは異なる運転感覚に慣れる
二人乗りはブレーキの効きやカーブでの挙動が変化します。
普段よりも慎重なアクセル・ブレーキ操作が必要です。
最初は短距離で慣らしてから本格的なツーリングに入ると安心です。
二人乗り初体験で感じやすい変化は次の通りです。
- ブレーキング時の車体沈み込み
- 加速・減速時の体感
- 旋回での違和感
双方が協力して安全運転を心がけましょう。
無理のないペース選びも大切です。
まとめ
125ccバイクは、軽快な操作性と高い燃費性能、そして維持費の安さから、二人乗りでも十分に活躍できる頼れる存在です。
特にPCXやNMAXといった人気スクーターは、タンデム性能や快適装備も充実しており、街乗りから週末のツーリングまで幅広く対応できます。
もちろん、CB125Rやモンキー125のように、走りにこだわるMTモデルを選ぶのもまた魅力的。
大切なのは、あなたとパートナーが安全かつ心地よく走れるバイクを選ぶこと。
そのために、シートの質感や収納力、装備、保険の確認といった視点も欠かせません。
この記事が、あなたにぴったりの一台を見つけるためのヒントとなれば幸いです。
安全装備や便利アイテムを上手に活用して、快適で楽しい二人乗りライフを始めてください。
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