レッドバロン会員という言葉は知っていても、正会員・準会員・特別会員・ビジターの違いまで正確に説明できる人は多くありません。
バイク歴20年の立場から正直に言うと、レッドバロンの会員制度は「無料だから気軽に使える」だけの話ではなく、区分によって受けられるサービスと費用がはっきり変わってくる仕組みです。
この記事では、レッドバロン会員になるには何が必要か、会員費は本当に無料なのか、特典の中身、そして準会員(ロイヤルクラブ)が現在どうなっているのかまで、公式情報をもとに整理します。
読み終える頃には、自分がどの区分に当てはまるのか、会員になる価値があるのかを自分で判断できる状態になっているはずです。
この記事を読むとわかること
- 正会員・準会員・特別会員・ビジターの違いと自分に合う区分
- レッドバロン会員になるための条件と手続きの流れ
- 入会金・年会費が本当に無料になる条件と有料サービスの範囲
- 会員特典を使い倒すための考え方と、会員以外の選択肢
レッドバロン会員とは?制度の全体像
レッドバロン会員とは、レッドバロンでバイクを購入した人が自動的になる制度で、全国どこの店舗でも同じ水準のアフターサービスを受けられる仕組みです。
ただし「会員」とひと言でいっても、実際には正会員・準会員(ロイヤルクラブ)・特別会員・ビジターの4区分があり、それぞれ利用条件と特典の範囲が異なります。
正会員・準会員・特別会員・ビジターの違い
4つの区分は、バイクをどこで買ったか、いつ加入したかによって決まります。
2026年7月時点では、準会員(ロイヤルクラブ)の新規募集は2017年7月から一時休止が続いている状態です。
| 区分 | 対象 | 現在の新規加入 |
|---|---|---|
| 正会員 | レッドバロンでバイクを購入した人 | 購入すれば自動加入 |
| 準会員(ロイヤルクラブ) | 他店購入バイクの旧救済制度 | 2017年7月から新規募集を一時休止中 |
| 特別会員 | 加入店限定で正会員に準じた整備が受けられる制度 | 加入店により案内 |
| ビジター | 会員登録なしで利用する一般客 | いつでも可(サービス制限あり) |
準会員は、購入店の閉店などでアフターサービスを受けられなくなったライダーを救済するための制度でしたが、公式FAQでは「2017年7月以降、新規募集は一時休止中」とされており、恒久的な廃止ではないものの再開時期は明言されていません(出典:レッドバロン公式FAQ)。
一方で特別会員は、加入店限定という条件付きながら、正会員と同じ整備工賃(レバレート)やオイルリザーブシステム、盗難保険への加入が可能な制度として案内されています(出典:レッドバロン公式「特別会員規約」)。
他店でバイクを購入した人がレッドバロンのサービスを使いたい場合、現状では特別会員の案内を店舗に確認するのが現実的な選択肢です。
レッドバロン会員になるための条件
正会員になるための条件はシンプルで、レッドバロンで新車・中古車のどちらかを購入することだけです。
レッドバロン公式FAQでも「オートバイをご購入いただいた方は自動的に会員となります」と明記されています。
- 特別な審査や条件は不要
- 購入手続きの中で会員登録が完結する
- 年齢や車種による加入制限は基本的にない
「入会のために別途申し込みが必要では」と身構える必要はなく、購入という行為そのものが加入手続きを兼ねている点は、他の会員制サービスと比べても分かりやすい仕組みだと言えます。
レッドバロン会員になるにはどうする?
会員区分が分かったところで、実際の手続きの流れを確認しておきましょう。
購入と同時に会員登録される流れ
結論から言うと、レッドバロンでバイクを買えば、その場で正会員としての登録が完了します。
購入契約と同時に会員情報が登録されるため、後から改めて申し込みに行く手間はかかりません。
- 購入手続きの中で会員登録が同時進行する
- 別途の書類提出や来店は不要
- 納車時に会員証(またはアプリ会員証)が案内される
迷う点があれば、契約時に店頭スタッフへ直接確認するのが最も確実です。
必要なものと手続き
会員登録に必要なのは、購入時にどのみち提出する基本的な個人情報だけです。
- 氏名・住所・連絡先などの個人情報
- 購入時の契約書類への記入
- 本人確認書類(購入手続きに準じる)
会員登録のためだけに追加の手間や書類が発生することはなく、購入のタイミングですべて完結します。
公式アプリを使えば、会員証をスマートフォンで管理することも可能です。
レッドバロン会員費はいくら?無料の範囲と有料サービス
会員登録の流れが分かったところで、次に気になるのは費用です。
入会金・年会費は無料(条件を含む)
正会員としての入会金・年会費は0円です。ここは現在も変わらない事実です。
ただし、会員特典の一部(ロードサービスゴールドカードなど)は「レッドバロン経由であいおいニッセイ同和損保のオートバイ保険に加入している間」が無料の条件になっている点は見落とされがちです(出典:レッドバロン公式「ロードサービスゴールドカード」案内)。
- 正会員の入会金・年会費:0円
- ロードサービスは保険未加入でも購入から1年・200kmまで無料、指定保険加入で距離無制限にグレードアップ
- 指定保険を解約・満期にすると距離無制限の対象からは外れる場合がある
「会員だから何でも一生無料」ではなく、無料の範囲には条件があると理解しておくと、後から「思っていたのと違う」という不満を避けられます。
維持費全体としてどのくらいかかるか把握したい場合は、任意保険の内容を条件別に比較しておくと判断材料が増えます。
保険料は年齢・等級・補償内容で変わるため、一律の金額は断定できません。
💡 維持費を見直すなら保険から
レッドバロンの特典条件を理解したうえで、他社の任意保険と条件を比較しておくと、同じ補償でも年間の負担を抑えられる場合があります。
一度、複数社の見積もりを比べてみましょう。
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オイルリザーブなど別途費用が発生するサービス
会員登録自体は無料でも、一部の任意サービスは加入時に別途費用がかかります。
- オイルリザーブシステム(ORS)は有料での加入制
- 整備工賃・パーツ代はサービス内容ごとに異なる
- 希望するサービスの範囲によって費用が変わる
必要なサービスだけを選んで加入できる仕組みなので、使わないサービスにまで費用を払う必要はありません。
具体的な金額は店舗・車種によって異なるため、契約前に見積もりを確認しておくと安心です。
レッドバロン会員の特典|押さえておきたいメリット
費用の話が見えたところで、実際にどんな特典が受けられるのかを見ていきましょう。
オイルリザーブシステム
実は、オイルリザーブシステムは「単なる割引」ではなく、オイル交換分を先にまとめて契約しておく仕組みです。
まとめて契約することで、都度払いよりもトータルコストを抑えやすくなります。
- 契約内容に応じてオイル代を抑えられる
- 複数回分を前払いでまとめて契約できる
- 加入店舗でのみ利用可能
定期的にオイル交換をする人ほど、都度払いとの差を感じやすいサービスです。
なお、ORSの残量払い戻しは会員区分によって条件が異なります。
正会員はレッドバロンへの買い取り・下取り時に限り加入金額を上限に残額が払い戻されますが、それ以外(他店への下取りや譲渡など)では払い戻されません。
一方、特別会員は資格失効時に払い戻しを受けられない規約になっているため、乗り換えや売却の予定がある人は加入量とあわせて確認しておくと安心です(出典:レッドバロン公式アプリ会員サービス利用規約、特別会員規約)。
全国修理保証とロードサービス
レッドバロン会員の強みは、全国どこの店舗でも同じ水準のアフターサービスを受けられる点です。
正会員には、購入から1年間・店舗営業時間内・距離200kmまで対応する無料ロードサービス券が、保険加入の有無にかかわらず付与されます。
さらに、レッドバロン経由であいおいニッセイ同和損保のオートバイ保険に加入すると「ロードサービスゴールドカード」にアップグレードされ、入会金・年会費なしで24時間365日・距離無制限の出張・搬送サービスを受けられます(出典:レッドバロン公式案内)。
- 「200km無料ロードサービス券」により保険未加入でも購入から1年間・200kmまで無料対応
- 指定保険加入で「ロードサービスゴールドカード」に切り替わり24時間365日・距離無制限に拡大
- 営業時間外は提携業者(MS&ADグランアシスタンス)が最寄り店舗まで搬送
- 任意保険の内容次第で臨時宿泊費用・帰宅費用まで補償される場合がある
旅先でのトラブルは誰にとっても不安なものですが、全国一律のサポート網があることは、長距離ツーリングをする人ほど価値を感じやすいポイントです。
会員限定盗難保険
会員は、あいおいニッセイ同和損保が引き受ける盗難保険(自動二輪車等収容場所外危険補償特約等)に加入できます。
補償を受けるには、レッドバロン指定の盗難防止装置「BL-10」(バーロック)を完全な状態で装着し、かつハンドルロック等の施錠をしてキーを抜いた状態であったことの両方を満たす必要があります(出典:レッドバロン公式「盗難保険」案内)。
- 盗難保険の期間は1年または3年が基本
- BL-10の装着が補償の前提条件(未装着の場合は補償対象外)
- BL-10は車両契約時のみ特別価格、後日加入は定価になる場合がある
- 新車・中古車どちらの購入でも加入を検討できる
盗難は「自分は大丈夫」と思っていても起こり得るものです。
ただし、必要以上に不安を煽る必要はなく、保管環境やリスクに応じて備えを検討すれば十分です。
💡 盗難・トラブル対策をもう一段階強化するなら
レッドバロンの盗難保険に加えて、ロードサービスや盗難対応をさらに手厚くしたい場合は、バイク専門の会員サービスを併用する選択肢もあります。
保管環境や利用頻度に応じて検討してみてください。
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ツーリング施設・イベント
会員は、バイクステーションやカイザーベルクといった専用のツーリング施設を利用できます。
なお、GOツーリングなどのイベントは基本的に会員向けですが、非会員が参加する場合はロードサービス協力金(3,000円)が必要になる一方、会員1名が招待すれば1名分は協力金が免除される仕組みもあります(出典:レッドバロン公式「一緒に走ろう!!」案内)。
- 会員証やアプリの提示で施設を利用できる
- ツーリングイベントへの参加案内がある
- 同乗者は会員料金、それ以外はビジター料金となる施設もある
バイク仲間との交流や新しいツーリングルートの発見につながる点は、費用面以上の価値として評価する人も多いポイントです。
施設ごとの料金体系や利用条件は変更されることがあるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
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レッドバロン会員以外(準会員・特別会員)の実態
ここまでの特典が魅力的である一方、「レッドバロン以外で買ったバイクはどうなるのか」という疑問も出てきます。
準会員(ロイヤルクラブ)は現在新規募集を一時休止中
結論として、準会員制度(ロイヤルクラブ会員)は2017年7月から新規募集を一時休止しており、2026年7月時点でも再開の案内は確認できていません(出典:レッドバロン公式FAQ)。
もともとは、購入店の閉店や転勤などでアフターサービスを受けられなくなった人を救済するための制度で、加入時には入会金と2年ごとの継続手続きが必要でした。
- 他店購入バイクを対象にした旧・救済制度
- 2017年7月以降、新規加入は一時休止中(再開時期は未公表)
- 既存の準会員は継続利用できる場合がある
「準会員に入りたい」と検索してこの記事にたどり着いた場合は、まず店舗で現在の取り扱いを確認し、次項の特別会員制度が使えるかどうかを聞いてみるのが現実的な進め方です。
特別会員制度でできること
準会員とは別に、加入店限定で利用できる「特別会員」制度が公式に案内されています。
- 正会員と同じ整備工賃(レバレート)が適用される
- オイルリザーブシステムへの加入が可能
- 盗難保険への加入が可能
- ツーリングサポート施設が利用できる
ただし、対象車両は入会時に登録した1台のみで、他に所有する車両には適用されません。
また、車両を売却したり、レッドバロン以外の店舗で下取りに出したりすると、会員資格は失効します(出典:レッドバロン公式「特別会員規約」)。
他店購入バイクを長く維持したい人は、特別会員の加入条件を最寄り店舗で確認しておくと選択肢が広がります。
レッドバロン会員になる前に確認したいこと
制度の中身が分かったところで、最後に「自分は会員になる価値があるのか」を整理しておきましょう。
向いている人の特徴
全国どこでも同じ品質のサポートを受けたい人にとって、レッドバロン会員は相性の良い制度です。
- 長距離ツーリングや遠方への引っ越しが多い人
- 定期的なオイル交換・メンテナンスを重視する人
- 盗難やロードサービスへの備えを費用ゼロから始めたい人
入会金・年会費がかからない以上、購入と同時に得られる特典として、まずは使ってみる価値があると言えます。
会員になる必要性が低い人の特徴
一方で、すべての人にとって会員特典が最優先というわけではありません。
- 信頼できる個人ショップに整備を任せている人
- 自分でメンテナンスを完結できる人
- すでに他社の任意保険・ロードサービスに加入済みの人
無理に会員特典をフル活用する必要はなく、自分の使い方に合わせて必要な部分だけを取り入れる考え方で問題ありません。
今のバイクを手放して次の1台を検討している場合は、レッドバロンの会員特典だけでなく、売却時にどれだけ高く手放せるかも判断材料になります。
乗り続ける選択肢も含めて、焦らず比較してみてください。
💡 売却も視野に入れるなら
他店購入で準会員に入れず困っている場合や、乗り換えを検討している場合は、今の愛車を「1円でも高く」手放すための考え方を先に押さえておくと、後悔のない判断がしやすくなります。
💰 愛車、ディーラーより高く売れるかもしれません
CTNの一括査定は業者が家に来ないオンライン完結型。最大10社の専門買取店(旧車・外車・不動車対応)が競って査定額を提示するため、「他で安く言われた」バイクほど差が出やすいです。
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レッドバロン会員証に関するよくある質問
最後に、会員証の扱いについてよく寄せられる質問に答えます。
会員資格に有効期限はある?
正会員の資格自体に有効期限はなく、車両を所有し続けている限り有効です。
ただし、車両を売却したり、名義を第三者に変更したりすると資格は失効します。
特別会員も同様に、車体名義の変更やレッドバロン以外への下取りで資格が失われる規約になっています(出典:レッドバロン公式「特別会員規約」)。
- バイクを所有する限り資格は継続する
- 売却・名義変更時は資格を引き継げない
- アプリ会員は退会操作で資格が消える
乗り換えを考えている場合は、資格がいつ切れるのかを事前に店舗で確認しておくとスムーズです。
会員証を紛失した場合の再発行方法
会員証を紛失しても、店舗窓口での再発行や公式アプリのデジタル会員証で対応できます。
- 最寄り店舗の窓口で再発行を申請する
- 公式アプリならスマホ登録だけで会員証代わりになる
- 再発行後はすぐにサービスを利用できる
出先で急に必要になった場合でも、アプリを事前に入れておけば紛失時の不安を減らせます。





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