GPZ900Rの新型っていつ出るの?と気になっている方も多いのではないでしょうか。
YouTubeやSNSで2026年に復活という情報を見かけて、期待と不安が入り混じっている気持ち、よく分かります。
結論から言うと、2025年12月時点でカワサキからGPZ900R新型に関する公式発表は一切ありません。
ただし、なぜこれほど復活の噂が絶えないのかには明確な理由があるんです。
GPZ900R新型の最新情報を追いかけていると、出る出ないの相反する情報に困惑しますよね。
新型を待つべきか、今中古を買うべきか。
その判断に必要な情報を、バイク歴20年の筆者が徹底調査してまとめました。
この記事では、GPZ900R新型の発売日に関する真相、2026年復活の可能性、カワサキGPZ900R新型の値段予想、予約方法、そしてGPZ900R復刻が実現するための条件まで、メリットとデメリットを含めて正直にお伝えします。
GPZ900R新型予想だけでなく、A7の馬力や世界最速だった歴史、生産終了の経緯も詳しく解説していきますね。
GPZ900R新型の公式発表状況と2026年発売の噂の真相
復活の可能性を左右する3つの要素と筆者の見解
予想スペック・値段・予約方法の具体的な情報
今取るべき行動と中古GPZ900Rを買うべき理由
GPZ900R新型の発売日は?2025年12月最新情報
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| カワサキ公式発表 | 一切なし(2025年12月時点) |
| 2026年発売の噂 | メディアの予想・願望 |
| 実現可能性 | 30〜40%程度(筆者見解) |
公式発表はゼロ|カワサキの動向を徹底調査
2023年から2025年12月現在まで、カワサキモータースおよびカワサキモータースジャパンから、GPZ900Rの名称を冠した新型車両や復刻モデルに関する公式なアナウンスは一切行われていません。
カワサキの公式プレスリリースを精査したところ、GPZ900Rに関連する言及は2024年の「Ninja 40周年記念」に関する文脈のみでした。
これは現行モデル(Ninja 1000SXやZX-10Rなど)にGPZ900Rのカラーリングを施した40th Anniversary Editionの展開に関するもので、GPZ900Rそのものの再生産や新型フレームでの復活を示唆するものではなかったんです。
ジャパンモビリティショー2024および2025においても、カワサキのブース展開は次世代エネルギーへとシフトしています。
Ninja 7 Hybrid、Z e-1、水素エンジン研究車両がメインステージを占めており、レトロスポーツの新規開発車両のプロトタイプ展示は行われませんでした。
国土交通省の型式認証データベースにも登録なし
新型車両が発売される前には、必ず国土交通省や欧州、米国の認証データベースに車両型式コードが登録されます。
しかし、GPZ900Rの後継を示唆する新たな車両型式コードの登録は確認されていません。
これは開発が最終段階に入っていないことを意味します。
公式情報が存在しないという事実は、少なくとも2025年中の発表がないことを確実に示しています。
とはいえ、なぜこれほどまでに復活の噂が絶えないのでしょうか。
「2026年発売」の噂はどこから出た?
公式情報が存在しないにもかかわらず、新型GPZ900R復活の噂が絶えない主な発生源は、日本のバイク専門誌『ヤングマシン』によるスクープ記事とCG予想図です。
ヤングマシンは「Z900RSの中身を使ったフルカウルNinjaが登場する」「2024年秋発表か?」といった予測を繰り返し掲載してきました。
精巧なCGを作成し、読者の期待を煽るスタイルは、雑誌の販売戦略としては理解できますよね。
トップガン3との関連付けで噂が加速
映画『トップガン マーヴェリック』の大ヒット(日本国内興行収入137億円)により、GPZ900Rの知名度が再燃しました。
続編トップガン3の制作が進行中であることが公表されており、「続編でまた登場するのでは」「新型発売のタイミングに合わせるのでは」という期待が、噂の火種になっているんです。
海外のバイクフォーラムでも「Z900RSベースで出る」という推測が広がっていますが、これらの情報源をたどると、結局は日本の雑誌記事に行き着きます。
二次情報、三次情報が拡散されている状況ですね。
YouTubeの「ついに復活!」動画の実態
YouTubeでは「GPZ900RS 2026ついに復活!」といったタイトルの動画が多数投稿されています。
しかし、これらの動画の内容を確認すると、ほとんどが雑誌記事の予想CGを使用したり、「可能性がある」という推測にとどまっています。
視聴者の期待に応えたい気持ちは分かりますが、公式発表がない以上、現状では噂はファンの願望とメディアの販売戦略が生み出した幻影である可能性が高いと言わざるを得ません。
Z900RS新型が2026年2月発売|GPZ900Rへの示唆は?
一方で、カワサキは2025年12月にZ900RS新型シリーズの発売を正式発表しました。
発売日は2026年2月14日で、これは確定情報です。
| グレード | 価格(税込) | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Z900RS 標準 | 152.9万円 | キャンディトーンレッド等のスタンダードカラー |
| Z900RS CAFE | 154.0万円 | ビキニカウル、ローハンドル装備 |
| Z900RS SE | 183.7万円 | オーリンズ製サスペンション、ブレンボ製ブレーキ |
2026年モデルの最大のトピックは、排ガス規制への対応に伴う電子制御の大幅な進化です。
エンジン出力は従来の111psから116ps前後に向上すると見られています。
電子制御が劇的に進化
Z900RS 2026年モデルでは、電子制御スロットル(ライドバイワイヤ)化により、カワサキクイックシフター(アップ/ダウン両対応)とクルーズコントロールが全グレードで標準装備となります。
さらにIMU(慣性計測装置)搭載により、コーナリングABSやトラクションコントロールの精度が向上するんです。
Z900RSシリーズは2018年の発売以来、日本の大型二輪販売台数ランキングで5年連続トップを争う超人気モデルです。
特に上位グレードのSEは、発売以来常に需要が供給を上回っており、多くのカワサキプラザで抽選販売や長期の入荷待ちリスト化が行われています。
Z900RSの成功パターンはGPZに応用できるか
Z900RSの成功を見ると、「レトロデザイン×現代技術」というコンセプトは確立済みです。
GPZ900Rも同じ路線で行けば、技術的ハードルは低いと言えます。
とはいえ、Z900RSはネイキッドモデルであり、GPZ900Rはフルカウルのスポーツツアラーです。
市場が異なるため、「Z900RSが成功したから次はGPZ」という単純な話ではないんですね。
カワサキとしては、現行のNinja 1000SXとの市場の被りも考慮しなければなりません。
ただし、Z900RSの大成功により、カワサキ社内で「ヘリテージ路線は利益が出る」という実績が証明されたことは間違いありません。
これがGPZ900R復活の可能性を30〜40%程度まで引き上げている要因の一つです。
GPZ900R新型は出ないのか?復活可能性を検証
| 要素 | 現状 | GPZ復活への影響 |
|---|---|---|
| 技術的実現性 | ◎ 可能 | Z900RSエンジンをベースにできる |
| 市場競合 | △ 懸念あり | Ninja 1000SXと被る |
| ブランド価値 | ◎ 上昇中 | トップガン効果で需要高まる |
GPZ900Rの生産終了はいつ?20年の歴史を振り返る
GPZ900Rは1984年のデビューから2003年まで、基本設計を変えずに20年間生産され続けた稀有なモデルです。
その最期に関する事実は、現代の環境規制の厳しさを物語っています。
生産終了は2003年で、最終型式はA16型です。
GPZ900RのモデルコードはA1(1984年)から始まり、毎年のマイナーチェンジごとに数字が増え、A16(2003年モデル)で完結しました。
これがファイナルエディションとして販売されたモデルなんです。
排ガス規制が生産終了の決定打
生産終了の直接的かつ決定的な理由は、自動車排出ガス規制および騒音規制への対応が技術的・コスト的に不可能になったことです。
2000年代初頭、日本国内では二輪車に対する排出ガス規制が段階的に強化されました。
特にCO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、NOx(窒素酸化物)の排出許容値が厳格化されたんです。
GPZ900Rのエンジンは1980年代初頭の設計で、燃料供給装置にはケーヒン製のキャブレターを使用していました。
規制をクリアするためには、電子制御燃料噴射装置(フューエルインジェクション)への変更、触媒の大型化、燃焼室形状の再設計が必須でした。
しかし、基本設計が古いサイドカムチェーン方式のエンジンをFI化し、さらに補機類を搭載するスペースを確保するには、フレームを含む車体全体の大規模な再設計が必要となります。
これは事実上の新型車開発と同等のコストを要するため、メーカーとして採算が合わないと判断されたわけです。
19年間も作り続けた異例の長寿モデル
1984年の初代から2003年まで、19年間も生産され続けたGPZ900R。
これは当時のスポーツバイクとしては異例の長さです。
つまり、復活させる価値があるモデルだと、カワサキも認識しているはずなんですね。
問題は「いつ出すか」です。
2003年から22年が経過した今、GPZ900Rを知らない若いライダーも増えています。
一方で、40〜50代のリターンライダーにとっては、青春の1ページを飾った憧れのバイクです。
この世代が経済的に余裕のある今こそ、復活のタイミングとも言えます。
技術的には復活可能だが…カワサキの事情
Z900RSのエンジン(948cc/116ps)をベースにすれば、GPZ900Rの復活は技術的に十分実現可能です。
排ガス規制もクリアしており、電子制御も最新鋭です。
ただし、GPZ900Rはフルカウルのスポーツツアラーであり、Z900RSとは市場が異なります。
ネイキッド vs ツアラーという違いがあるんです。
Ninja 1000SXとの競合問題
カワサキの現行ラインナップには、すでにNinja 1000SXという優れたスポーツツアラーが存在します。
141ps、155万円からという価格設定で、GPZ900Rが担っていた役割を十分に果たしています。
「Ninja 1000SXがあるのに、わざわざGPZ900Rを出す必要は?」というのが、カワサキ側の判断かもしれません。
社内で限られた開発リソースをどこに投入するか考えると、既存モデルとの競合は避けたいところですよね。
トップガン効果でブランド価値は爆上がり
とはいえ、映画『トップガン マーヴェリック』の大ヒットにより、GPZ900Rのブランド価値は爆発的に上昇しました。
これが2025年の大きな変化です。
限定生産でも採算が取れる状況になってきたんです。
Z900RS SEのように、200万円近い価格設定でも即完売する市場環境が整っています。
カワサキとしても、この機会を見逃す手はないと考えているかもしれません。
ただし、フルカウルモデルの開発には、ネイキッドモデル以上に空力解析や冷却設計、そして何より「角型デザイン」と「現代の歩行者保護・空力要件」の整合性を取るという高いハードルが存在します。
この技術的・法規的な壁が、復活を阻んでいる可能性もあるんです。
復活を左右する3つの要素
GPZ900Rが復活するかどうかは、以下の3つの要素に大きく左右されます。
① トップガン3の公開タイミング
パラマウント・ピクチャーズは『トップガン3』の企画開発が進行中であることを認めています。
トム・クルーズ主演での続編制作に向けた脚本執筆が進められていますが、2025年末時点で具体的な公開日や撮影開始日は未定です。
前作同様にGPZ900Rが登場すれば、プロモーション効果は絶大です。
カワサキとしても、映画公開に合わせて新型を発表するというマーケティング戦略は非常に魅力的でしょう。
仮に2026〜2027年に映画が公開されるなら、その半年前(2026年前半)に新型発表というシナリオは十分考えられます。
② Z900RSの販売実績
Z900RSシリーズは2018年発売以降、累計で数万台を販売し、レトロ路線は売れるという社内実績を作りました。
この成功がなければ、GPZ900R復活の企画書は役員会議で通らなかったかもしれません。
Z900RSの成功により、「過去の名車を現代技術で復活させる」というビジネスモデルが確立されました。
GPZ900Rはその次のステップとして、非常に有力な候補なんです。
③ 40周年記念の戦略
2024年はGPZ900R(初代Ninja)の40周年でした。
カワサキはこの記念年に、現行モデルへのGPZ900Rカラー設定という施策を実施しました。
一方で、Z1100RSという新たなヘリテージモデルを投入したことで、「GPZ900Rの復活は当面ない」というメッセージとも受け取れます。
カワサキとしては、ヘリテージモデルを一度に複数投入するリスクを避けたのかもしれません。
それとも、40周年ではなく「41周年記念」や「トップガン3公開記念」として、2025〜2026年にサプライズ発表するつもりなのか。
その真意は、カワサキの経営陣しか知りません。
筆者の見解:復活の可能性は30〜40%
正直に言います。出る確率は30〜40%というのが、筆者の見解です。
技術的には可能、市場の需要もある、ブランド価値も高まっている。
しかし、社内の優先順位やNinja 1000SXとの競合、開発コストなど、復活を阻む要因も少なくありません。
ただし、出ないと決めつけて後悔するより、情報を追い続ける価値はあります。
なぜなら、限定生産なら予約開始から即完売の可能性が高いからです。
情報を掴んだ者だけが、手に入れられる。それがヘリテージモデルの宿命なんですね。
GPZ900R新型の予想スペックと値段を大胆予測
| 項目 | 旧A7型 | 新型予想 |
|---|---|---|
| 最高出力 | 108ps / 9,500rpm | 125〜130ps / 9,500rpm |
| 排気量 | 908cc | 948cc(Z900RSベース) |
| 価格 | – | 165〜210万円 |
予想エンジンスペック|A7との比較
もし新型GPZ900Rが登場するなら、エンジンはZ900RS用の948cc水冷4気筒DOHCをベースにすると考えられます。
旧A7型の正確な馬力は108ps/9,500rpmです。
新型の予想出力は、Z900RSの116psをベースに、さらにチューニングを施して125〜130ps/9,500rpm程度になると予想されます。
旧A7型から約20ps向上することになりますね。
昔より速いのに扱いやすいという理想
昔のGPZ900Rより速いのに、扱いやすい。
これが実現すれば、40〜50代のリターンライダーには最高の選択肢になります。
トラクションコントロール、ABSも標準装備なら、長距離ツーリングも安心です。
A7型はキャブレター仕様で低速のもたつきがありましたが、現代のFIシステムならアクセルレスポンスも滑らかで、街乗りから高速まで快適に走れるでしょう。
トルクは10.5kg-m/8,000rpm程度と予想されます。
Z900RSの9.5kg-m/7,500rpmよりも若干高回転寄りにチューニングすることで、スポーツツアラーとしてのキャラクターを明確にできます。
装備・デザインの予想
新型GPZ900Rのデザインは、A7型のカラーリングを復刻することがほぼ確実でしょう。
赤×黒、青×白といったアイコニックなカラーが設定されるはずです。
装備面での進化
現代のバイクとして必須の装備は、当然すべて盛り込まれるでしょう。
フルLED灯火類、TFTメーター(スマホ連携機能付き)、クイックシフター標準装備は間違いないと思われます。
上位グレードがあれば、ブレンボブレーキやオーリンズサスペンションが装備される可能性もあります。
Z900RS SEの成功を見れば、20万円以上高い上位グレードでも需要はあるんです。
トップガン仕様の限定モデルも?
トップガン3の公開に合わせるなら、劇中車を再現した特別仕様車が登場する可能性もあります。
タンクやサイドカバーに特製ステッカーを貼った限定モデルなら、コレクターズアイテムとして高値でも売れるでしょう。
サイドカバーには「GPZ900R」エンブレムが復活し、40年の歴史を感じさせるディテールが施されるはずです。
ただし、フルカウルのデザインは、現代の衝突安全基準をクリアするために、オリジナルよりも丸みを帯びた形状になる可能性があります。
カワサキGPZ900R新型の値段はいくら?
Z900RS標準モデルが152.9万円、SEが183.7万円という価格設定を考えると、フルカウル仕様のGPZ900Rはさらに高くなるでしょう。
| グレード | 予想価格 | 根拠 |
|---|---|---|
| 標準モデル | 165万円〜175万円 | Z900RS + フルカウル分のコスト |
| SE/限定モデル | 195万円〜210万円 | トップガン仕様プレミアム |
標準モデルで165万円〜175万円、上位グレードやトップガン仕様なら195万円〜210万円と予想されます。
200万円超えは高すぎ?いえ、むしろ適正です
200万円超えは高すぎでは?と感じる方もいるでしょう。
その通りです、決して安くはありません。
ただし、GPZ900Rの中古相場を見てください。
程度の良いA7型は150万円〜200万円で取引されています。
つまり、新型が200万円でも「新車で手に入る安心感」「最新の電子制御」「メーカー保証」を考えれば、需要はあるんです。
しかも中古のA7型は20年以上前のバイクで、購入後にメンテナンス費用が30〜50万円かかる可能性があります。
それを考えると、新型を200万円で買える方がトータルコストは安いかもしれませんね。
Z900RS SEが183.7万円で即完売している現状を見れば、200万円前後の価格設定でも購入希望者は殺到するでしょう。
限定生産なら、転売目的の購入者も現れる可能性があります。
GPZ900Rは世界最速のバイクだった?伝説の理由
| 記録項目 | 数値 |
|---|---|
| 最高速度(実測) | 243 km/h |
| ゼロヨン加速 | 10.976秒 |
| マン島TTレース | 優勝(1984年プロダクションクラス) |
1984年、世界最速243km/hを記録
GPZ900Rは世界最速のバイクか?という質問に対する答えは、「1984年当時は間違いなく世界最速だった」です。
発売当時、米国の『Cycle World』誌や『Motorcyclist』誌が行った実測テストにおいて、GPZ900Rはノーマル状態でゼロヨン(0-400m加速)10.976秒、最高速度243 km/hを記録しました。
これは当時の市販車として初めてコンスタントに240km/hの壁を突破した記録であり、世界最速の称号は客観的データに基づいていたんです。
単なる宣伝文句ではなく、実測データに裏打ちされた事実でした。
当時の競合を圧倒した性能
1984年当時、GPZ900Rが打ち負かしたライバルたちは、排気量で勝るリッターバイクたちでした。
| 車種 | 排気量 | 最高速度 | GPZに劣った理由 |
|---|---|---|---|
| GPZ900R | 908cc | 243 km/h | 軽量・水冷・優れた空力 |
| VF1000R(ホンダ) | 998cc | 238 km/h | 車重が重い(238kg) |
| GSX1100S KATANA(スズキ) | 1074cc | 230 km/h | 空冷エンジン設計 |
| FJ1100(ヤマハ) | 1097cc | 235 km/h | 純粋なスポーツ性能で劣る |
コンパクトな水冷エンジン、空力に優れたフルカウル、ダイヤモンドフレームによる軽量化。
900ccながらリッター車を凌駕するパワーウェイトレシオを実現したんです。
マン島TTレースでの優勝が公式な証
GPZ900Rの速さを証明したのは、最高速データだけではありません。
1984年のマン島TTレース(プロダクションクラス)において、ジェフ・ジョンソンが駆るGPZ900Rが優勝、さらに2位もGPZ900Rが獲得しました。
直線番長と思われがちですが、世界で最も過酷な公道レースでの勝利は、そのハンドリングと信頼性が世界最高水準であったことを公式に証明したんです。
現在では、カワサキNinja H2が最高速度300km/h超えを記録し、世界最速の座は更新されています。
しかし、1984年にGPZ900Rが打ち立てた記録は、Ninjaの歴史の起点として今も語り継がれています。
映画『トップガン』で不朽の名車に
GPZ900Rが単なる高性能バイクから文化的アイコンへと昇華した決定的な理由は、1986年公開の映画『トップガン』です。
トム・クルーズ演じるマーベリックが駆るGPZ900Rのシーンは、映画史に残る名場面となりました。
空母の滑走路を疾走するシーン、夕焼けの中を走るシーンは、多くの人の記憶に焼き付いています。
トップガン マーヴェリックで再び脚光
2022年公開の続編『トップガン マーヴェリック』でも、GPZ900Rが再び登場しました。
日本国内の興行収入は137億円を記録し、2022年最大のヒット作となりました。
劇中で使用されたGPZ900Rは、30年間ガレージで保管されていた設定のため、カウルの傷、錆、色あせなどが意図的に施されています。
ピカピカのレストア車ではなく、使い込まれた相棒として描かれた点が、ファンの共感を呼んだんです。
この映画効果により、GPZ900Rの中古相場は2022年以降1.5倍〜2倍近くに跳ね上がりました。
一時的なブームではなく、高止まりしたまま現在に至ります。
Ninjaの名が世界的ブランドになった瞬間
GPZ900Rは、Ninjaの名を冠した初代モデルです。
世界最速240km/h超えの記録と『トップガン』の組み合わせにより、Ninjaは世界的ブランドとなりました。
その伝説を現代技術で蘇らせる——これが新型の最大の魅力です。
だからこそ、ファンは復活を待ち望み、メディアは繰り返し復活の噂を報じ、カワサキも無視できないプレッシャーを感じているわけです。
GPZ900R新型の予約方法は?今取るべき行動
| 行動パターン | 推奨度 | 理由 |
|---|---|---|
| 新型を待つ | △ | 発表があれば即完売の可能性 |
| 中古A7を今買う | ◎ | 確実に乗れる・相場高騰前 |
| 代替新車を検討 | ○ | Ninja 1100SXなら即納可能 |
新型を確実に手に入れる予約戦略
もし新型GPZ900Rが発表されたら、限定生産の可能性が高いため、予約開始から数時間で完売するでしょう。
Z900RS SEの初回ロットも即完売でした。
新型を確実に手に入れたいなら、今から準備を始める必要があります。
カワサキプラザへの事前相談が鍵
最寄りのカワサキプラザ(正規ディーラー)に足を運び、「GPZ900R新型の情報があれば連絡してほしい」と伝えておきましょう。
顔を覚えてもらうことが重要です。
ディーラーによっては、発表前に「こういう車両が出るかもしれない」という情報を教えてくれることもあります。
常連客として認識されていれば、優先的に連絡をもらえる可能性が高まるんです。
Z900RS SEのように抽選販売になる可能性もあるため、複数のカワサキプラザに声をかけておくことも有効です。
予算確保は220万円を目安に
新型GPZ900Rの車両価格を200万円と仮定すると、諸費用(登録費用、保険、税金など)で約20万円が追加されます。
合計220万円を確保しておけば安心です。
限定モデルの場合、現金一括払いのみという条件がつく可能性もあります。
ローンの事前審査を通しておくか、現金を用意しておくことをおすすめします。
情報収集の具体的な方法
カワサキ公式サイトをブックマークし、月1回はチェックしましょう。
特にプレスリリースのページは要チェックです。
ヤングマシンなどのバイク専門誌も、スクープ情報をいち早く掲載する傾向があります。
噂段階の情報でも、準備を始めるきっかけにはなります。
SNSでは、カワサキ公式アカウントやバイクジャーナリストのアカウントをフォローしておくと、リアルタイムで情報を得られます。
パターン別|あなたに最適な選択肢
GPZ900Rに乗りたいという気持ちは同じでも、置かれた状況は人それぞれです。
あなたに最適な選択肢を3つのパターンに分けて解説します。
① 新型を絶対に手に入れたい人
新型が発表されるまで待つと決めた方は、以下のアクションを実行してください。
やるべきこと:
- カワサキプラザに月1回は顔を出す
- 予算220万円を確保する(ローン事前審査も可)
- 公式サイトとSNSを毎週チェック
ただし、2026年前半までに発表がなければ、当面出ない可能性が高まります。
その時点で方針転換を検討しましょう。
② 今すぐ乗りたい人
待っている時間がもったいない、今すぐGPZ900Rに乗りたいという方には、中古GPZ900R(A7以降)をおすすめします。
中古購入のメリット:
- すぐ乗れる
- 個体選びが楽しい
- 新型が出たら乗り換えればいい
中古購入のデメリット:
- メンテナンス費用がかかる(初年度30〜50万円程度)
- 程度の良い個体は高額(150万円〜200万円)
- 故障リスクがある
A7(1990年)以降がおすすめです。
理由は、17インチホイール化によりタイヤの選択肢が広がり、フロントフォークとブレーキが強化されているからです。
レッドバロンなら保証付きで購入可能です。
ただし、程度の良い個体は即売れするので、見つけたら即決が鉄則ですよ。
愛車を高く売って、次のバイクの購入資金にしたい方は、一括査定がおすすめです。
複数の買取業者に一度に査定依頼できるため、最高値で売却できます。
CTN一括査定なら、簡単な入力で複数社の査定額を比較できますよ。
バイク売却については、当サイトのバイク歴20年の結論。愛車を「1円でも高く」売るための最終回答で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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③ 似たような新車を検討する人
GPZ900Rの雰囲気を味わいたいが、新型を待つのも中古を買うのも躊躇するという方には、代替となる新車があります。
| モデル | 出力 | 価格 | GPZ900R的要素 |
|---|---|---|---|
| Ninja 1100SX | 136ps | 178.2万円〜 | ツアラー性能◎ |
| Z900RS | 116ps | 152.9万円〜 | レトロ感◎ |
| GPZ900R中古 | 115ps | 120万円〜 | 本物の伝説◎ |
特に注目すべきは、2026年1月17日に発売されるNinja 1100SXです。
排気量1,098cc、136ps、価格178.2万円(SEは199.1万円)という仕様は、まさにGPZ900Rの現代版と言えます。
GPZ900Rが得意とした高速巡航性能を、最新の電子制御で実現しているため、スポーツツアラーとしての完成度は極めて高いでしょう。
2026年前半までに動きがなければ…
トップガン3の公開情報が鍵を握ります。
映画の撮影や公開スケジュールが明らかになれば、GPZ900R新型の発表時期も予測できるでしょう。
2026年6月までに発表がなければ、当面出ない可能性が大きくなります。
その場合は、中古市場へシフトすることをおすすめします。
新型を待ち続けて買えなかったが最悪
新型を待ち続けて、結局買えなかった。
これが一番もったいないです。
筆者のおすすめは、今中古で楽しみながら、新型情報も追うスタイルです。
万が一新型が出たら、中古を売却して新型へ乗り換えれば良いだけです。
GPZ900Rの中古相場は高止まりしているため、適切にメンテナンスすれば、売却時も大きく値下がりすることはないでしょう。
完璧なタイミングは永遠に来ません。
今手に入る最高のGPZ900Rで、明日からのツーリングを楽しむ。
それが、バイク歴20年の筆者が選ぶ答えです。
GPZ900R中古を今買うべき理由|新型より優れた点
| 年式・型式 | 相場レンジ | 特徴 |
|---|---|---|
| A1〜A6(16インチ) | 80万〜180万円 | トップガンモデル・部品入手困難 |
| A7〜A11(17インチ) | 120万〜200万円 | 最も流通量が多い・おすすめ |
| A12〜A15 | 160万〜220万円 | 高年式で安定した高値 |
| A16(ファイナル) | 200万〜300万円超 | コレクターズアイテム |
中古相場は今後さらに高騰する?
トップガン効果により、GPZ900Rの中古相場は2022年以降20〜30%上昇しました。
程度の良いA7は200万円超えも出現しています。
この価格上昇は一時的なブームではなく、構造的な変化です。
かつて(2010年代)は50万円〜80万円で取引されていましたが、現在は動く状態の車両であれば100万円を下回ることは稀です。
新型が出ても出なくても価値は上がる
GPZ900Rは乗る資産です。
適切にメンテナンスすれば、10年後も価値は下がりにくいでしょう。
新型が出れば旧車価値がさらに上昇します。
初代と新型を並べて所有するコレクターも現れるでしょう。
出なければ唯一無二の存在として高値維持が続きます。
どちらに転んでも損しにくいのが、GPZ900Rの強みなんです。
生産終了から22年が経過し、今後ますます希少性が高まることは確実です。
良質な個体は今が最後のチャンス
大手中古車サイトや主要販売店のデータを見ると、良質なノーマル車両の在庫は極めて少ない状況です。
入荷してもすぐに成約となる回転の速さを見せています。
市場に出回っている車両の多くは、走行距離不明、社外パーツ多数装着、あるいは要レストア状態のものです。
専門店が手掛けたコンプリートカー(レストア済み車両)は、相場の上限(300万円〜)で取引されています。
程度の良い個体を見つけたら、迷わず購入することをおすすめします。
来月にはもうないかもしれません。
中古だからこそ得られる3つのメリット
新型より中古が優れている点もあるんです。
単なる古いバイクではなく、中古だからこそ得られる価値があります。
① キャブレター仕様の味わい
A7までのGPZ900Rはキャブレター仕様です。
アクセルを開けた瞬間の反応、低速でのもたつき、これらは全てアナログな操作感として楽しめます。
新型は完全電子制御になるため、便利ですが味は薄くなります。
キャブレターのセッティングを自分で調整し、ベストな状態を探る。
これはキャブ車でしか味わえない楽しみですよね。
寒い朝のチョーク操作、エンジンが温まるまで待つ時間。
不便だけど、それがバイクとの対話なんです。
現代のFI車では失われた、人間とマシンの関係がそこにあります。
② カスタムの自由度
中古ならフルカスタムも気兼ねなくできます。
新車だと傷をつけるのが怖くて、なかなかカスタムに踏み切れませんよね。
GPZ900Rは社外パーツが豊富です。
ナイトロレーシング、ケイファクトリー、アクティブなどが、バックステップ、マフラー、スイングアームまで販売しています。
トップガン仕様(ステッカー貼り)も人気です。
映画で使用された劇中車を再現したカスタムは、SNSでも大きな反響を呼びます。
自分だけのGPZ900Rを作り上げる楽しみは、中古車ならではです。
③ 本物のNinjaを所有する満足感
生産終了から22年。
今後ますます希少になるGPZ900Rを所有しているという満足感は、何物にも代えがたいものがあります。
街中で信号待ちをしていると、他のライダーから声をかけられることも多いでしょう。
「それ、GPZ900Rですか!」という憧れの眼差しを向けられる瞬間は、オーナーだけが味わえる特権です。
新型が出たとしても、初代GPZ900Rの価値が失われることはありません。
むしろ、初代を持っているという誇りは、さらに高まるでしょう。
中古購入の注意点と維持費
とはいえ、20年以上前のバイクです。故障が心配という気持ちは当然ですよね。現実的な維持費と注意点をお伝えします。
A7以降がおすすめの明確な理由
A7型以降(1990年〜)がおすすめされるのには、技術的な理由があります。
| 改良項目 | A1〜A6型 | A7〜A16型 | メリット |
|---|---|---|---|
| フロントホイール | 16インチ | 17インチ | 現代のハイグリップタイヤが使える |
| フロントフォーク | 38mm | 41mm | 剛性向上で安定性UP |
| フロントブレーキ | 片押し1ピストン | 異径対向4ピストン | 制動力が劇的に向上 |
これらの改良により、A7型以降は旧車でありながら、タイヤやブレーキパッドなどの消耗品において現代のスポーツバイクと同じ規格の部品を使用できます。
維持やカスタムが圧倒的に容易なんです。
初年度維持費は覚悟が必要
購入直後の車両は、ウォーターポンプからの水漏れ、カムチェーンテンショナーの異音、キャブレターのオーバーホールが必要になるケースが多く、初期投資として30万〜50万円を見ておくのが賢明です。
年間維持費は20万〜40万円程度です。
内訳は、オイル・タイヤ消耗品で5万〜10万円、故障修理積立(水回り、電装系トラブル等)で10万〜20万円といったところでしょう。
GPZ900Rは水冷第一世代であるため、冷却系統のトラブル(パイプの腐食等)が持病です。
定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
部品供給状況は黄信号から赤信号へ
カワサキ純正部品の供給状況は厳しくなっています。
オイルフィルター、ガスケット類、一部のベアリングなど、他車種と共通の消耗品は入手可能ですが、アッパーカウル、サイドカバー、タンク等の新品はほぼ入手不可能です。
ただし、純正部品が出ない反面、アフターマーケット市場は活況です。
ドレミコレクション等のメーカーが、外装セットをFRPやスチールで再生産しています。
フレームさえ無事なら社外パーツだけで一台組めるほどの環境があるんです。
カワサキプラザやレッドバロンなら、メンテナンス体制も整っています。
専門店に相談しながら維持していけば、それほど心配する必要はありません。
大切な愛車を保管する場所にお困りなら、バイク専用のトランクルームも検討してみてください。
ハローストレージなら、屋内型でセキュリティも万全です。
GPZ900Rのような貴重な車両を安心して保管できますよ。
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