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CB750Four年式の見分け方完全版|K0〜K7を番号と外観で判別

ホンダ

CB750Fourの購入を検討しているあなたは、K0からK7まで存在する年式の違いに戸惑っていませんか?

中古車市場では同じCB750Fourでも、年式によって100万円以上の価格差が生じることも珍しくありません。

しかし、外観だけでは判別が難しく、車体番号やエンジン番号の読み方、各年式固有の装備の違いを知らなければ、本来の価値を見誤ってしまう可能性があります。

1969年の登場以来、約10年にわたって生産されたCB750Fourは、K0、K1、K2、K4、K6、K7と数多くのマイナーチェンジを繰り返してきました。

初期型のK0には幻の砂型クランクケースが存在し、コレクター市場では別格の扱いを受けています。

一方で、最終型のK7は完成度が高いものの、スタイリングの変更から好みが分かれるモデルです。

この記事では、バイク歴20年の視点から、CB750Fourの年式を確実に見分けるための全知識をお届けします。

車体番号とエンジン番号による正確な判別方法から、マフラーの刻印、ヘッドライトステーの形状、サイドカバーのデザイン、キャブレターのスロットルワイヤー本数まで、購入前に必ずチェックすべきポイントを網羅的に解説します。

年式ごとの買取相場や人気色、逆輸入車との見分け方についても触れていきますので、CB750Fourの購入や売却を考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

✓ 車体番号とエンジン番号による正確な年式判別方法がわかる

✓ K0からK7まで各年式の外観と装備の違いが理解できる

✓ マフラー刻印やサイドカバー形状など具体的な識別ポイントが身につく

✓ 購入時のトラブルを避けるためのチェック方法が習得できる

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  1. CB750Fourの年式見分け方|最も確実な3つの判別方法
    1. 車体番号(フレーム番号)で年式を特定する
    2. エンジン番号の刻印から判別する
    3. 外観と装備の組み合わせで確認する
  2. CB750Fourの年式判別が重要な3つの理由
    1. 年式によって買取価格が大きく変わる
    2. パーツ供給状況と互換性に影響する
    3. レストアやカスタムの計画が立てやすくなる
  3. CB750Fourの車体番号とエンジン番号で年式を見分ける方法
    1. フレーム番号(車体番号)の確認方法と読み方
    2. エンジン番号の刻印位置と年式対応表
    3. 車体番号とエンジン番号が一致しない場合の注意点
  4. CB750FourのK0〜K7|年式別の特徴と見分け方を徹底解説
    1. K0(1969年)|初代CB750Fourの特徴と識別ポイント
    2. K1(1970年)|CB750Four K1の金型化と量産性向上
    3. K2(1972年)|CB750Four K2の安全装備追加
    4. K3・K4(1973〜1974年)|CB750Four中期型の進化点
    5. K6(1975〜1976年)|CB750Four K6のさらなる改良
    6. K7(1977年)|CB750Four最終型の完成度
  5. CB750Fourの外観で見分ける|年式ごとのカラーリングとデザイン
    1. K0〜K2のカラーリング特徴
    2. K3〜K7のカラーリング特徴
    3. 塗り替え車両に注意|純正カラーの見極め方
  6. CB750Fourの装備・パーツで年式を判別する実践テクニック
    1. スピードメーターの目盛りと表示
    2. サイドカバーの形状とエンブレム
    3. キャブレターとスロットルワイヤーの本数
    4. ブレーキ形式(ドラム/ディスク)
    5. マフラー形状とエキゾーストパイプ
  7. CB750Fourの国内仕様と逆輸入車(逆車)の見分け方
    1. 逆車の特徴|マイル表示と装備の違い
    2. ハンドル・ウインカー・ライトの違い
    3. 書類と保安基準の注意点
    4. 逆車ならではの魅力とリスク
  8. CB750Four購入前に必ずチェックすべき年式判別のポイント
    1. 車体番号とエンジン番号を必ず照合する
    2. 純正パーツの残存状況を確認する
    3. カスタム・レストア履歴をヒアリングする
    4. 車検証の初年度登録と実車の整合性
  9. CB750Four年式別|買うならどれがおすすめ?
    1. K0・K1|資産価値重視のコレクター向け
    2. K2・K4|バランス重視の実用派向け
    3. K7|完成度と乗りやすさ重視の方向け
    4. 予算・目的別のおすすめ年式まとめ
  10. CB750Four年式見分けでよくある質問(FAQ)
    1. CB750Fourの車体番号はどこに刻印されていますか?
    2. K0とK1の一番わかりやすい違いは何ですか?
    3. エンジン番号と車体番号がズレている場合どうすればいいですか?
    4. K7が不人気と言われる理由は何ですか?
  11. CB750Fourの年式を正しく見極めて最高の一台を手に入れよう

CB750Fourの年式見分け方|最も確実な3つの判別方法

判別方法信頼性確認難易度ポイント
車体番号★★★★★フレームネック部分に刻印、最も確実
エンジン番号★★★★★クランクケース上面に刻印、車体番号と照合可能
外観・装備★★★☆☆カスタム・交換の可能性があるため補助的に使用

車体番号(フレーム番号)で年式を特定する

CB750Fourの年式を見分ける最も確実な方法は、車体番号(フレーム番号)を確認することです。

車体番号はフレームのネック部分(ステアリングヘッドパイプ付近)に刻印されており、この番号から製造時期と年式を正確に特定できます。

車体番号の確認位置

車体番号は、ハンドルを左右どちらかに切った状態でフロントフォーク付近を覗き込むと、フレームのネック部分に刻印されているのが確認できます。

長年の使用で汚れや錆が付着している場合もありますので、布やブラシで軽く拭き取ると読み取りやすくなります。

年式別の車体番号範囲

年式生産期間車体番号の範囲
K01969年~1970年CB750-1000001~1055003
K11970年~1971年CB750-1055004~
K21972年~1973年CB750-2000001~
K41974年CB750-2400002~
K61975年~1976年CB750-2600001~
K71977年CB750-2700001~

車体番号の先頭部分を見れば、おおよその年式が判別できます。

特にK0とK1の境目となる「CB750-105」で始まる番号は、初期型か否かを判断する重要なポイントとなります。

エンジン番号の刻印から判別する

車体番号と並んで重要なのが、エンジン番号による年式判別です。

エンジン番号はクランクケース上面、シリンダーブロックとケースの合わせ面付近に刻印されています。

エンジン番号の確認方法

エンジン番号は、キャブレター下部からエンジン上面を覗き込むと確認できます。

車体番号と同様に、製造時期によって番号の範囲が決まっているため、車体番号との照合によってエンジンの載せ替えの有無も判断できます。

マッチングナンバーの重要性
理想的なのは、車体番号とエンジン番号が製造時期として一致している状態です。

両者の番号が大きくずれている場合は、エンジンが他の個体から載せ替えられている可能性があります。

コレクション価値を重視する場合は、必ず両方の番号を確認し、車検証の記載とも照合しましょう。

外観と装備の組み合わせで確認する

車体番号とエンジン番号の確認に加えて、外観や装備の特徴を組み合わせて判別することで、より確実な年式判定が可能になります。

ただし、外装部品は後年に交換されているケースも多いため、あくまでも補助的な判別手段として活用してください。

主な外観による識別ポイント

ヘッドライトステーの形状、サイドカバーのデザイン、マフラーの刻印、スロットルワイヤーの本数など、年式ごとに異なる特徴があります。

これらの要素を複数組み合わせることで、車体番号が読み取りにくい場合でも、おおよその年式を推測することが可能です。

詳しい識別ポイントについては、後述する各年式別の解説で詳しく取り上げます。

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CB750Fourの年式判別が重要な3つの理由

CB750Fourの年式を正確に見分けることは、単なる知識欲を満たすだけではなく、購入・売却・維持の全ての場面で実利的な意味を持ちます

ここでは、なぜ年式判別がこれほど重要なのか、3つの理由を解説します。

年式によって買取価格が大きく変わる

CB750Fourの買取相場は、年式によって大きな価格差が生じます。

2026年1月時点での市場データによると、CB750Fourの買取相場は94.4万円から198.3万円という広い幅で推移しており、約100万円以上の価格差が存在します。

年式人気度相場傾向特徴
K0(砂型)★★★★★相場上限超え博物館級の希少性
K0(金型)~K1★★★★★150万円~200万円初期型としての価値が高い
K2~K4★★★★☆120万円~160万円流通量が多く安定した人気
K6~K7★★★☆☆90万円~130万円実用性は高いが初期型より低評価

特にK0の砂型クランクケースを搭載した極初期モデルは、相場の上限値198.3万円を大きく超えるプレミア価格で取引されることもあります。

一方で、年式が不明確な車両や、外装がカスタムされている車両は、本来の価値よりも低い査定額になってしまう可能性があります。

愛車を1円でも高く売却したい方は、バイク一括査定サービスの活用がおすすめです。

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パーツ供給状況と互換性に影響する

CB750Fourは生産終了から40年以上が経過しているため、年式によって純正パーツの入手難易度が大きく異なります

ホンダは2021年から一部の純正部品を再販売していますが、全ての部品が対象というわけではありません。

年式による部品供給の違い

初期型のK0やK1は、サイドカバーやマフラーなど外装部品の形状が独自のため、他の年式との互換性がありません。

特にK0専用の無番マフラーは現存数が極めて少なく、純正品を入手しようとすると数十万円の費用がかかることもあります。

一方、K2以降の中期型は流通量が多いため、中古パーツ市場でも比較的入手しやすい傾向にあります。

レストアやカスタムを前提に購入を考えている場合は、事前にパーツの入手性を確認しておくことが重要です。

ホンダ純正部品再販売について

ホンダは2021年からCB750Four向けの純正部品の一部を再販売しています。

タンクやシートなど主要な外装部品が対象となっていますが、全ての年式に対応しているわけではありません。

詳しくはホンダ公式サイトをご確認ください。

(出典:HONDA「DREAM CB750FOUR 純正部品 再販売のご案内」)

レストアやカスタムの計画が立てやすくなる

CB750Fourを購入後にレストアやカスタムを楽しみたい場合、正確な年式把握は作業計画の起点となります。

年式が明確であれば、必要なパーツのリストアップ、予算の見積もり、作業の優先順位付けがスムーズに進みます。

また、純正仕様に復元するのか、それとも異なる年式のパーツを組み合わせたカスタム仕様にするのか、方向性を決める上でも年式情報は欠かせません。

例えば、K2のフレームにK0風の外装を組み合わせる「K0ルック」というカスタムスタイルも人気がありますが、このような計画も正確な年式把握があってこそ実現できます。

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CB750Fourの車体番号とエンジン番号で年式を見分ける方法

確認項目確認場所重要度
車体番号フレームネック部分(ステアリングヘッド付近)★★★★★
エンジン番号クランクケース上面(シリンダーブロック下部)★★★★★
車検証記載車検証の型式・車台番号欄★★★★☆

フレーム番号(車体番号)の確認方法と読み方

CB750Fourの車体番号は、フレームのステアリングヘッド部分に刻印されています。

この番号を正確に読み取ることで、製造時期と年式を確実に特定できます。

車体番号の刻印位置

車体番号は、ハンドルを左または右にいっぱいまで切った状態で、フロントフォークとフレームの間を覗き込むと確認できます。

フレームネック部分の右側面または上面に、アルファベットと数字を組み合わせた刻印があります。

長年の使用により泥や油汚れが付着していることも多いため、確認する際は柔らかい布やブラシで軽く清掃すると読み取りやすくなります。

ただし、刻印部分を強くこすると薄くなる恐れがあるため、慎重に作業してください。

車体番号の読み方と年式の対応

CB750Fourの車体番号は「CB750-」で始まり、その後に続く数字で年式が判別できます。

特に先頭から7桁目の数字が重要なポイントとなります。

年式車体番号の開始車体番号の範囲(参考)識別ポイント
K0CB750-1001000001~1055003「-10」で始まる番号
K1CB750-105/1101055004~「-105」「-110」で始まる番号
K2CB750-2002000001~「-20」で始まる番号
K4CB750-2402400002~「-24」で始まる番号
K6CB750-2602600001~「-26」で始まる番号
K7CB750-2702700001~「-27」で始まる番号

例えば、車体番号が「CB750-2345678」であれば、「-23」または「-24」で始まっているため、K4である可能性が高いと判断できます。

エンジン番号の刻印位置と年式対応表

車体番号と合わせて確認すべきなのが、エンジン番号です。

エンジン番号はクランクケース上面に刻印されており、車体番号との照合によってエンジンの載せ替えの有無を判断できます。

エンジン番号の刻印位置と確認方法

エンジン番号は、クランクケース上面のシリンダーブロックとの合わせ面付近に刻印されています。

キャブレター下部から覗き込むと確認できますが、位置によっては懐中電灯などの照明があると読み取りやすくなります。

エンジン番号も車体番号と同様に「CB750E-」で始まり、その後に続く数字で製造時期が判別できます。

基本的には車体番号とエンジン番号は近い番号になっているはずですが、完全に一致することは稀です。

エンジン番号と車体番号の関係

製造ラインでは、フレームとエンジンは別々に生産され、最終的な組み立て工程で結合されます。

そのため、車体番号が「CB750-2000100」の場合、エンジン番号は「CB750E-2000050」や「CB750E-2000150」など、前後数十から数百程度のズレが生じることは正常です。

適正なズレの範囲とは

車体番号とエンジン番号のズレが数百程度であれば、製造時の組み合わせとして問題ありません。

しかし、車体番号が「CB750-100xxxx(K0)」なのに、エンジン番号が「CB750E-240xxxx(K4)」のように、明らかに年式が異なる場合は、エンジンが載せ替えられている証拠です。

車体番号とエンジン番号が一致しない場合の注意点

中古車市場では、車体番号とエンジン番号の年式が大きくズレている車両に遭遇することがあります。

このような車両は、過去にエンジンが故障して他の個体から移植された可能性があります。

エンジン載せ替え車両の見分け方

エンジンが載せ替えられていること自体は違法ではありませんが、コレクション価値を重視する場合は大きなマイナス要素となります。

購入前に必ず車体番号とエンジン番号の両方を確認し、車検証の記載とも照合してください。

車検証には車台番号(車体番号)のみが記載され、エンジン番号は記載されません。

そのため、車検証上は正規のK0であっても、実際のエンジンはK6のものが載っているというケースもあり得ます。

ニコイチ・サンコイチ車両のリスク

複数の廃車体から部品を寄せ集めて1台の車両を作ることを、俗に「ニコイチ」「サンコイチ」と呼びます。

CB750Fourは部品単位での価値が高いため、このような車両が市場に出回ることもあります。

実用車として乗る分には問題ありませんが、将来的な売却時には査定額が大きく下がるため、購入時には注意が必要です。

車体番号とエンジン番号、外観の年式が一致しているか、複数の角度から確認することをおすすめします。

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CB750FourのK0〜K7|年式別の特徴と見分け方を徹底解説

ここからは、K0からK7まで各年式ごとの特徴と、具体的な見分け方を詳しく解説していきます。

それぞれの年式には独自の魅力と識別ポイントがありますので、購入や査定の際の参考にしてください。

K0(1969年)|初代CB750Fourの特徴と識別ポイント

1969年に登場したK0は、世界初の量産並列4気筒エンジンを搭載したスーパーバイクとして、二輪業界に革命をもたらしました。

CB750Fourの中で最も高い市場価値を持ち、コレクターからの人気も別格です。

砂型クランクケースと金型クランクケースの違い

K0の価値を決定づける最大の要因が、クランクケースの製造方法です。

生産初期の極わずかな台数のみ、砂型鋳造によるクランクケースが使用されました。

砂型クランクケースは鋳肌が梨地状に粗く、独特の風合いを持っています。

車台番号でおおよそCB750-1007414番台付近までが砂型仕様とされていますが、正確な境界線は諸説あります。

砂型クランクケースを搭載したK0は「幻のK0」として、買取相場の上限値を大きく超えるプレミア価格で取引されています。

量産体制が整った後は金型鋳造に切り替わり、表面が滑らかで金属密度の高いクランクケースとなりました。

市場に流通しているK0の多くは、この金型モデルです。

K0固有の外装と装備

部位K0の特徴識別ポイント
スピードメーター240km/h表示K1以降は220km/h表示に変更
サイドカバー小ぶりで前方の角が鋭角K1以降は丸みを帯びた形状に
マフラー無番(刻印なし)K1以降はHM300等の刻印あり
スロットルワイヤー1本引きK1以降は2本引きに変更
エアクリーナーケースボディ同色塗装K1以降は黒色樹脂
フェンダークロームメッキ仕上げ金属製で重厚感がある

K0のマフラーは「無番マフラー」と呼ばれ、エキゾーストエンド部分にホンダの刻印が一切ありません。

内部構造がシンプルで排気音が迫力あるため人気が高いですが、腐食しやすく現存数が少ないのが現状です。

K0のカラーリング

K0には、キャンディブルーグリーン、キャンディゴールド、キャンディルビーレッドといった初期特有の鮮やかな塗装が施されています。

タンクのプレス合わせ面が目立つ「金型合わせ」タイプも存在し、これも初期型の証となります。

K1(1970年)|CB750Four K1の金型化と量産性向上

K1は、K0の欠点を解消し本格的な量産体制に移行したモデルです。

機能的な改良が多数施され、信頼性と安全性が向上しています。

国内での登録台数も多く、CB750Fourのスタンダードともいえる存在です。

K0からK1への主な変更点

K1では、スロットルワイヤーが安全性を考慮した2本引き(引き・戻し)方式に変更されました。

これに伴い、右ハンドルスイッチボックスの形状も変更され、K0の薄型から少し大型のものになっています。

エアクリーナーケースは、K0のボディ同色塗装から黒色の樹脂成形色に変更されました。

これは吸気音の低減と生産性向上を目的としたもので、遠目からでもK0とK1を区別できるポイントとなります。

K1のマフラーと識別マーカー

K1からマフラーに「HM300」の刻印が入るようになります。

このHM300マフラーは、K0の無番マフラーに近い構造を持ち、豊かな低音を響かせることから、現在でも中古パーツ市場で高値で取引されています。

サイドカバーのエンブレムデザインは「750 Four」で変わりませんが、カバー本体の形状が丸みを帯びたものに変更され、K0との識別点となっています。

K2(1972年)|CB750Four K2の安全装備追加

K2は、日本国内で最も多く販売された年式であり、現在の中古車市場でも流通の主力となっています。

各部のコストダウンと信頼性向上が図られ、非常に完成度の高いモデルです。

ヘッドライトステーの大幅変更

K2の最も分かりやすい外観上の変更点が、ヘッドライトステーの形状です。

K0とK1ではフロントフォークのアッパーカバーと一体化したボディ同色のライトステー(通称:提灯お化け)でしたが、K2からはクロームメッキ仕上げのパイプ式ステーに変更されました。

これによりフロント周りの印象が軽快になり、遠目からでもK2以降であることが一目で判別できます。

この変更は、CB750Fourの年式を見分ける上で最も分かりやすいポイントの一つです。

その他のK2の変更点

テールランプが大型化され、被視認性が向上しました。

台座部分にもメッキパーツが採用され、高級感が増しています。

また、安全基準への対応として、フロントフォーク側面などに反射板(リフレクター)が追加されました。

マフラーは、K2の初期にはHM300が採用されていますが、後期や輸出向けの一部では、騒音対策を施した「HM341」マフラーが使用され始めます。

HM300と比較して排気口径が絞られており、静粛性が高められています。

K3・K4(1973〜1974年)|CB750Four中期型の進化点

K3は主に北米市場向けのモデルであったため、国内ラインナップとしてはK2からK4へと移行します。

K4はK2の基本構成を受け継ぎつつ、さらなる改良が加えられたモデルです。

K4の機械的改良

K4では、トランスミッションのギア抜け対策として、シフトドラムやシフトフォークの形状、材質が見直されました。

これにより、より確実なシフト操作が可能になり、実際に走行させた際のフィーリング向上として現れています。

K4のカラーリングとグラフィック

K4では、キャンディカラーの色調が変更され、フリーダムグリーンメタリックやマルーンメタリックなど、よりシックなカラーリングが採用されました。

タンクのライングラフィックも変更されており、視覚的にもK2との違いが分かります。

また、サイドスタンドの出し忘れ防止機構(インジケーター連動等)や、パッシングスイッチの追加など、電装系のアップデートも行われています。

K6(1975〜1976年)|CB750Four K6のさらなる改良

K6は、初代CB750Fourシリーズの実質的な最終完成形とも呼べるモデルであり、機械的な信頼性はシリーズ中最高レベルにあります。

K6の技術的ハイライト

K6の最大のトピックは、キャブレターに加速ポンプシステムが追加されたことです。

これにより、スロットルを急激に開けた際の燃料供給遅れ(息継ぎ)が解消され、レスポンスとドライビリティが飛躍的に向上しました。

外観上も、キャブレター側面にポンプ機構が追加されているため、この部分を確認することでK6かどうかを識別できます。

ただし、加速ポンプの採用時期については一部仕様で異なる場合もあるため、他の識別ポイントと組み合わせて判断することをおすすめします。

その他のK6の改良点

フューエルコックが、従来の負圧式から流量の安定した大型コックに変更され、操作しやすい位置へ移動されました。

また、ライダーへの振動伝達を軽減するため、ステップラバーの形状や材質も変更されています。

K7(1977年)|CB750Four最終型の完成度

シリーズ最終型となるK7は、スタイリングが大きく近代化されたモデルです。

当時の後継機種であるCB750F(SOHC)や、後のDOHCモデルへの移行期に販売されました。

K7のスタイリング変更

K7では、燃料タンクが大型化(容量アップ)され、形状も角を強調したデザインに変更されました。

シートも厚みのあるコンフォートな形状となり、リアカウル風のデザイン処理が施されています。

マフラーは伝統の4本マフラーを維持していますが、形状がメガホンタイプに近い「HM405」等に変更され、排気口の処理も異なります。

これにより、外観の印象は従来のKシリーズとは一線を画すものとなりました。

K7のエンジン特性と評価

K7は、ピークパワーよりも低中速トルクを重視したセッティングに変更され、ツーリングユースでの扱いやすさが強調されています。

リアブレーキのドラム径やロッドの取り回しも変更され、制動力のコントロール性が向上しました。

しかし、K0やK2のようなクラシカルなスタイリングを好むコレクターからは、K7の近代的なデザインは好みが分かれる傾向にあります。

そのため、市場での人気はやや低めで、買取相場も初期型と比べると控えめです。

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CB750Fourの外観で見分ける|年式ごとのカラーリングとデザイン

年式グループカラーの傾向識別のポイント
K0〜K2鮮やかなキャンディカラータンクロゴは立体的なエンブレム
K3〜K7落ち着いたトーンのメタリックライン入りデザインが多い

K0〜K2のカラーリング特徴

CB750Four初期型のK0からK2にかけては、鮮やかなキャンディカラーが特徴です。

当時のホンダが得意としていた多層塗装技術により、光の当たり方で表情が変わる深みのある仕上がりとなっています。

K0のカラーバリエーション

K0では、キャンディブルーグリーン、キャンディゴールド、キャンディルビーレッドといったカラーが設定されていました。

特にキャンディブルーグリーンは初期型を象徴するカラーとして人気が高く、現在でもレストア時の塗装色として選ばれることが多いです。

タンクのロゴは立体的なメタルエンブレムで、「Honda」と「750 FOUR」の文字が配置されています。

経年変化によりメッキの剥がれや曇りが生じている個体も多く、純正エンブレムの状態は査定時の重要ポイントとなります。

K1・K2のカラーとグラフィック

K1とK2も基本的にはキャンディカラーを踏襲していますが、色調が微妙に変更されています。

K2では、タンクのセンターラインに沿ってストライプが入るデザインも登場し、視覚的なアクセントが加わりました。

K3〜K7のカラーリング特徴

K3以降の中期・後期型では、よりシックで落ち着いたトーンのカラーリングへと変化していきます。

派手さは抑えられ、大人のバイクという印象が強くなりました。

K4以降のメタリックカラー

K4では、フリーダムグリーンメタリックやマルーンメタリックなど、メタリック塗装が多用されるようになります。

タンクには太めのラインが入り、K2までのシンプルなデザインとは一線を画します。

K6やK7では、さらにカラーバリエーションが増え、ブラウン系やブルー系など、多彩な選択肢が用意されました。

ただし、年式が進むほど流通量が減少するため、希少なカラーの特定は難しい場合もあります。

ライン入りデザインの識別

K4以降の特徴として、タンクやサイドカバーにラインやストライプが入るデザインが増えました。

このラインの色や太さ、配置パターンが年式によって異なるため、詳しい人が見れば年式の推測が可能です。

塗り替え車両に注意|純正カラーの見極め方

CB750Fourは生産終了から40年以上が経過しているため、オリジナル塗装のまま残っている個体は極めて稀です。

多くの車両は、経年劣化や事故修理により、何らかの形で再塗装されています。

再塗装車両の見分け方

再塗装されている場合、以下のポイントをチェックすることで判別できます。

チェックポイント純正塗装再塗装
塗装の厚み均一で薄い部分的に厚みがある場合も
エンブレム周辺塗装の際立ちがきれい塗装が盛り上がっている
タンク内側経年の錆や変色がある新しいコーティングが施されている
色の深みキャンディカラー特有の透明感単色のソリッド塗装に見える

再塗装自体が悪いわけではありませんが、オリジナル塗装か再塗装かで査定額が変わるため、購入時には必ず確認しましょう。

特にコレクション目的の場合は、オリジナル塗装の有無が重要な判断材料となります。

カスタムペイント車両について

CB750Fourの中には、純正色ではなく、オーナーの好みで全く異なる色に塗り替えられている車両もあります。

カスタムペイント自体は個性的で魅力的ですが、将来的に売却する際には純正色の車両よりも買い手が限られる傾向にあります。

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CB750Fourの装備・パーツで年式を判別する実践テクニック

ここでは、車体番号やエンジン番号以外の、装備やパーツの細部から年式を判別する実践的なテクニックを紹介します。

これらのポイントを押さえておけば、現車確認の際に素早く年式を推測できます。

スピードメーターの目盛りと表示

スピードメーターは、年式による違いが最も分かりやすい部品の一つです。

K0とK1以降では、最高速度の表示が異なります

メーター表示による識別

年式スピードメーター表示その他の特徴
K0240km/hインジケーターランプがメーター内に配置
K1以降220km/hメーター文字盤のデザインが変更

K0の240km/h表示メーターは、当時のホンダの自信の表れとも言えます。

K1以降は220km/h表示に変更されましたが、これは安全基準や市場の要請によるものと考えられます。

サイドカバーの形状とエンブレム

サイドカバーの形状は、K0とK1以降で明確な違いがあります。

K0のサイドカバーは前方の角が鋭角で小ぶりですが、K1以降は丸みを帯びた形状となり、一回り大きく見えます。

エンブレムの固定方法も、初期の接着式から、後期のピン留め式へと変更されています。

リプロダクション(復刻)品のエンブレムは、フォントの太さや質感がオリジナルと異なる場合があるため、注意が必要です。

キャブレターとスロットルワイヤーの本数

キャブレター周りの装備も、年式判別の重要なポイントです。

K0は1本引き、K1以降は2本引きのスロットルワイヤーが採用されています。

スロットルワイヤーの確認方法

ハンドル右側のスロットルグリップから伸びるワイヤーの本数を確認してください。

K0は引き側のワイヤーのみで、戻し側のワイヤーがありません。

K1以降は、安全性を考慮して引き・戻しの2本のワイヤーが装備されています。

また、K6以降の一部仕様では、キャブレター側面に加速ポンプ機構が追加されています。

この小さなポンプ部品が確認できれば、K6以降である可能性が高いと判断できます。

ブレーキ形式(ドラム/ディスク)

CB750Fourは、量産車として世界初のフロントディスクブレーキを標準装備したモデルとして知られています。

フロントブレーキは全年式でディスク式ですが、リアブレーキの形式は年式によって異なります

K0からK6まではリアドラムブレーキですが、最終型のK7ではリアディスクブレーキが採用されました。

リアホイール周辺を見れば、ドラムかディスクかは一目で判別できます。

マフラー形状とエキゾーストパイプ

マフラーは、CB750Fourのアイデンティティである4本出しが全年式で採用されていますが、刻印や形状が年式ごとに異なります

年式マフラー刻印特徴
K0無番(刻印なし)最も迫力のある排気音、腐食しやすい
K1〜K2初期HM300重厚な低音、人気が高い
K2後期〜K6HM341静粛性重視、排気口径が小さい
K7HM405等メガホン形状に近い

マフラーは交換されている可能性が最も高い部品の一つです。

純正マフラーが装着されているかどうかは、コレクション価値を大きく左右するため、必ず刻印を確認しましょう。

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CB750Fourの国内仕様と逆輸入車(逆車)の見分け方

項目国内仕様逆輸入車
メーター表示km/hmph(マイル)
ハンドル形状セパレート型が多いアップハンドルが多い
ウインカー小型大型
書類新規登録輸入抹消登録証明書から登録

逆車の特徴|マイル表示と装備の違い

CB750Fourは世界中で販売されたモデルであり、日本国内には北米やヨーロッパ向けの車両が逆輸入されているケースも少なくありません。

逆輸入車(通称:逆車)には、国内仕様とは異なる特徴があります。

スピードメーターの表示単位

逆輸入車を見分ける最も分かりやすいポイントが、スピードメーターの表示単位です。

国内仕様はkm/h表示ですが、北米向けの逆輸入車はマイル(mph)表示となっています。

メーター内の数字を確認すれば一目で判別できますが、中には国内仕様のメーターに交換されている車両もあります。

その場合は、他の装備と照らし合わせて総合的に判断する必要があります。

年式表記の違い

国内仕様がK0、K1、K2と呼ばれるのに対し、北米仕様は単純に年式で呼ばれることがあります。

例えば「1970年モデル」「1972年モデル」といった表記です。

また、北米市場ではK3やK5といった、日本国内では正規販売されなかった年式も存在します。

ハンドル・ウインカー・ライトの違い

逆輸入車は、各国の保安基準に合わせた装備の違いがあります。

特にハンドル、ウインカー、ライト周りに顕著な差が見られます。

ハンドル形状の違い

国内仕様の多くはセパレートハンドル(セパハン)またはやや低めのバーハンドルが採用されていますが、北米仕様ではアップハンドルが装着されている車両が多く見られます。

これは、北米市場でのツーリング需要に対応したものです。

ウインカーとライトの大型化

北米の保安基準では、ウインカーやテールランプの視認性が厳しく求められるため、国内仕様よりも大型のウインカーが装着されています。

フロントフォーク先端やリア周りのウインカーサイズを比較すれば、逆輸入車かどうかの判断材料となります。

また、ヘッドライトの配光パターンも左側通行と右側通行で異なるため、純粋な逆輸入車の場合は対向車への配慮から、ヘッドライトを国内仕様に交換することが推奨されます。

書類と保安基準の注意点

逆輸入車を購入する際には、書類と保安基準適合の確認が非常に重要です。

適切な手続きを経ずに輸入された車両は、公道走行ができない場合があります。

必要な書類と登録手続き

正規の逆輸入車は、輸入抹消登録証明書または輸出抹消仮登録証明書を経て、日本国内で新規登録されます。

車検証の「初度登録年月」を確認すると、製造年式と登録年月にズレがある場合、逆輸入車である可能性が高いです。

例えば、製造が1970年(K0相当)なのに、車検証の初度登録が2000年代になっている場合は、海外で使用されていた車両が後年に日本へ逆輸入されたことを示しています。

保安基準への適合

逆輸入車を日本国内で登録するためには、日本の保安基準に適合させる必要があります。

具体的には、以下のような対応が必要です。

項目必要な対応
スピードメーターkm/h表示への交換またはステッカー貼付
ウインカー保安基準適合品への交換
ヘッドライト左側通行用の配光パターンへ変更
マフラー騒音規制適合の確認

これらの対応が不十分な場合、車検に通らない可能性があるため、購入前に必ず確認しましょう。

逆車ならではの魅力とリスク

逆輸入車には、国内仕様にはない独特の魅力とリスクが存在します。

購入を検討する際は、両方の側面を理解した上で判断することが重要です。

逆輸入車のメリット

逆輸入車の最大の魅力は、日本国内では正規販売されなかった年式やカラーに出会える可能性があることです。

例えば、K3やK5といった年式は国内正規モデルとして存在しないため、これらの年式を所有できるのは逆輸入車ならではの特権です。

また、北米仕様は当時の基準で製造されているため、一部のパーツが国内仕様と異なり、コレクターにとっては希少価値が高いケースもあります。

逆輸入車のリスクと注意点

一方で、逆輸入車にはいくつかのリスクもあります。

最も大きいのは、部品供給の問題です。

国内仕様専用のパーツと互換性がない場合、修理やメンテナンスに苦労する可能性があります。

また、車両の履歴が不明確な場合も多く、走行距離の信憑性や事故歴の有無を確認するのが困難です。

購入時には信頼できる専門店を選び、車両の状態を十分に確認することが重要です。

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CB750Four購入前に必ずチェックすべき年式判別のポイント

チェック項目重要度確認方法
車体番号とエンジン番号の照合★★★★★現車で直接確認、車検証と照合
純正パーツの残存状況★★★★☆マフラー刻印、外装パーツの確認
カスタム・レストア履歴★★★★☆販売店へのヒアリング、記録の確認
車検証との整合性★★★★★初年度登録、型式、車台番号の確認

車体番号とエンジン番号を必ず照合する

CB750Fourを購入する際の最重要チェック項目が、車体番号とエンジン番号の照合です。

これを怠ると、後々大きなトラブルに発展する可能性があります。

現車での番号確認手順

購入を検討している車両を実際に見る際は、必ず以下の手順で番号を確認してください。

まず、車検証に記載されている車台番号をメモします。

次に、フレームネック部分の刻印を目視で確認し、車検証の記載と完全に一致しているかを照合します。

刻印が読み取りにくい場合は、布で拭き取るか、照明を当てて確認してください。

続いて、エンジン番号を確認します。クランクケース上面の刻印を読み取り、車体番号との年式の整合性をチェックします。

車体番号が「CB750-100」で始まるK0なのに、エンジン番号が「CB750E-240」で始まるK4のものが載っているといった矛盾がある場合は、エンジンが載せ替えられています。

番号不一致車両の取り扱い

エンジンが載せ替えられていること自体は、整備記録として適切に管理されていれば問題ありません。

しかし、コレクション価値を重視する場合は、マッチングナンバー(車体とエンジンの番号が製造時期として一致している状態)であることが重要です。

番号が不一致の車両を購入する場合は、その分価格交渉の材料にすることをおすすめします。

純正パーツの残存状況を確認する

CB750Fourの価値は、どれだけ純正パーツが残っているかによって大きく変動します。

特に交換されやすい部品については、入念にチェックしましょう。

最も確認すべき純正パーツ

パーツ名確認ポイント価値への影響
マフラー刻印の有無(無番/HM300/HM341等)非常に大きい
タンク形状、エンブレム、塗装の純正性大きい
サイドカバー形状、エンブレム、年式との整合性大きい
シート形状、表皮パターン中程度
メーター表示速度(240/220km/h)、文字盤中程度
ヘッドライトステーボディ同色かメッキか中程度

特にマフラーは交換されている可能性が最も高く、純正の状態が保たれているだけで査定額が大きく上がります。

K0の無番マフラーやK1のHM300マフラーが純正で残っている場合は、それだけで数十万円の価値があると考えて良いでしょう。

社外パーツへの交換を見抜く

長年使用されたCB750Fourは、オーナーの好みでカスタムされているケースが多々あります。

社外品のマフラー(集合管など)、シート、ハンドル、ウインカーなどが装着されている場合、純正パーツに戻すためのコストを考慮して価格交渉すべきです。

カスタム・レストア履歴をヒアリングする

中古車を購入する際は、これまでの整備・カスタム・レストアの履歴を販売店やオーナーから詳しく聞き取ることが重要です。

確認すべきレストア内容

フルレストアされた車両は外観が美しく魅力的ですが、レストアの質によって価値が大きく変わります。

以下のポイントを確認してください。

エンジンのオーバーホール履歴はあるか、電装系の配線は新品に交換されているか、ブレーキ・クラッチ系統の消耗品は交換済みか、フレームやスイングアームの錆や歪みは補修されているかなど、具体的な作業内容を聞き取りましょう。

整備記録簿や作業写真が残っている車両は、信頼性が高いと判断できます。

逆に、レストア内容が曖昧な車両は、後々のトラブルを避けるためにも慎重に検討すべきです。

カスタム車両の注意点

カスタムされた車両は、オーナーの個性が強く反映されているため、好みが合えば魅力的ですが、将来的な売却時には買い手が限られる傾向にあります。

特に、フレームの加工やエンジンのボアアップなど、構造変更を伴うカスタムが施されている場合は、車検の取り扱いや保険加入に制約が生じる可能性があるため、購入前に必ず確認してください。

車検証の初年度登録と実車の整合性

車検証は、車両の履歴を知るための重要な資料です。

初年度登録年月と実車の年式が一致しているかを必ず確認しましょう。

車検証でチェックすべき項目

車検証には、型式、車台番号、初年度登録年月などが記載されています。

例えば、車台番号が「CB750-1000500」(K0相当)なのに、初年度登録が1975年になっている場合は、製造から数年間どこかで保管されていたか、または書類上の手続きが遅れたことを意味します。

また、初年度登録が2000年代以降になっている場合は、海外から逆輸入された車両である可能性が高いです。

逆輸入車の場合は、前述の保安基準適合や部品供給の問題を考慮して購入を検討してください。

車検の残存期間と費用の見積もり

購入時点での車検の残存期間も確認しましょう。

車検が切れている車両や、車検が近い車両の場合は、車検取得にかかる費用を購入価格から差し引いて交渉することも可能です。

CB750Fourのような旧車は、車検時に保安基準への適合が厳しくチェックされるため、マフラーの騒音規制や灯火類の明るさなど、事前に対応が必要な箇所がないか確認しておくことをおすすめします。

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CB750Four年式別|買うならどれがおすすめ?

年式こんな人におすすめ予算目安
K0・K1資産価値重視、コレクション目的150万円〜200万円以上
K2・K4実用性と価値のバランス重視120万円〜160万円
K6・K7乗りやすさ、信頼性重視90万円〜130万円

K0・K1|資産価値重視のコレクター向け

CB750Fourの初期型であるK0とK1は、歴史的価値とコレクション性が最も高い年式です。

特に砂型クランクケースを搭載したK0は、博物館級の扱いを受けており、市場に出回ること自体が稀です。

K0・K1をおすすめする理由

K0とK1は、CB750Fourというモデルの原点であり、世界のバイク史を変えた伝説のマシンとして、今後も価値が下がりにくいと考えられます。

投資目的やコレクション目的で購入する場合は、K0またはK1を選ぶのが王道です。

ただし、価格は150万円から200万円以上と高額であり、さらに砂型K0となるとプレミア価格が上乗せされます。

また、部品の入手性も他の年式と比べて難しいため、維持費も高額になることを覚悟する必要があります。

K0・K1の注意点

K0やK1は製造から50年以上が経過しているため、完全なオリジナル状態を保っている個体はほとんど存在しません。

多くの車両は何らかのレストアや部品交換が施されています。

購入時には、どの部品がオリジナルで、どの部品が交換されているのかを明確に把握し、その上で価格の妥当性を判断することが重要です。

K2・K4|バランス重視の実用派向け

K2からK4にかけての中期型は、資産価値と実用性のバランスが最も優れた年式です。

特にK2は国内での流通量が多く、部品の入手性も比較的良好です。

K2・K4をおすすめする理由

K2とK4は、K0やK1ほど高額ではありませんが、それでも十分な資産価値を持っています。

120万円から160万円程度の予算があれば、状態の良い個体を見つけることができるでしょう。

また、流通量が多いため、購入時の選択肢が広く、自分の好みに合った車両を見つけやすいというメリットもあります。

実際にツーリングなどで乗りたいと考えている方には、K2やK4が最もおすすめです。

K2・K4の魅力

K2はヘッドライトステーがメッキのパイプ式に変更されており、フロント周りの印象が軽快です。

K4はトランスミッションの信頼性が向上しており、シフトフィーリングが良好です。

どちらの年式も、初期型のようなプレミア感は薄れますが、その分価格が手頃で、実用車として十分に楽しめる完成度を持っています。

K7|完成度と乗りやすさ重視の方向け

最終型のK7は、機械的な完成度と信頼性が最も高い年式です。

シリーズを通じて蓄積された改良の成果が反映されており、実用性を重視する方には最適な選択肢です。

K7をおすすめする理由

K7は、エンジン特性が低中速トルク重視にセッティングされており、街乗りやツーリングでの扱いやすさが向上しています。

リアブレーキもディスク化されており、制動力のコントロール性が良好です。

価格は90万円から130万円程度と、初期型や中期型と比べて控えめです。

コレクション性よりも実際に乗ることを重視する方には、コストパフォーマンスに優れた年式と言えます。

K7の注意点

K7のスタイリングは、従来のKシリーズから大きく変更されており、タンクやシートが近代的なデザインになっています。

このため、クラシカルなK0やK2のスタイルを好むコレクターからは、やや評価が低い傾向にあります。

将来的な売却時の資産価値を考えると、K0やK2ほどの値上がりは期待できないかもしれません。

しかし、乗って楽しむことを第一に考えるのであれば、K7は非常に魅力的な選択肢です。

予算・目的別のおすすめ年式まとめ

ここまでの内容を踏まえて、予算と目的に応じたおすすめ年式を整理します。

目的おすすめ年式理由
資産価値・コレクションK0(特に砂型)、K1歴史的価値が高く、将来的な値上がりも期待できる
実用性と資産価値のバランスK2、K4流通量が多く、部品入手性も良好。価格も手頃
乗りやすさ・信頼性K6、K7機械的完成度が高く、トラブルが少ない
予算100万円以下K7、要整備のK4〜K6初期費用を抑えられる
予算150万円以上K0、K1、フルレストアK2高品質な個体が選べる

どの年式を選ぶにしても、車両の状態と整備履歴が最も重要です。

年式だけにこだわらず、実際の車両をしっかりと確認し、信頼できる販売店から購入することをおすすめします。

CB750Fourの購入を検討している方は、複数の業者から見積もりを取ることで、適正価格を把握できます。

また、売却時にも一括査定を活用することで、愛車を最高値で売ることができます。

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CB750Four年式見分けでよくある質問(FAQ)

ここでは、CB750Fourの年式見分けに関して、購入検討者から寄せられることの多い質問にお答えします。

CB750Fourの車体番号はどこに刻印されていますか?

CB750Fourの車体番号は、フレームのステアリングヘッド部分(ネック)に刻印されています。

ハンドルを左右どちらかにいっぱいまで切った状態で、フロントフォークとフレームの間を覗き込むと確認できます。

長年の使用により汚れや錆が付着している場合もありますので、柔らかい布やブラシで軽く清掃すると読み取りやすくなります。

車体番号は「CB750-」で始まり、その後に続く数字で年式が判別できます。

K0とK1の一番わかりやすい違いは何ですか?

K0とK1を見分ける最も分かりやすいポイントは、エアクリーナーケースの色です。

K0はボディ同色(タンクと同じ色)に塗装されていますが、K1以降は黒色の樹脂成形色になっています。

また、スロットルワイヤーの本数も重要な識別点です。

K0は1本引き(引き側のみ)、K1以降は2本引き(引き・戻し)に変更されています。

マフラーの刻印も、K0は無番(刻印なし)、K1はHM300の刻印があります。

エンジン番号と車体番号がズレている場合どうすればいいですか?

エンジン番号と車体番号が数百程度のズレであれば、製造工程上の正常な範囲内です。

フレームとエンジンは別々に生産され、最終的な組み立て工程で結合されるため、完全に一致することは稀です。

しかし、車体番号がK0なのにエンジン番号がK4のように、明らかに年式が異なる場合は、エンジンが載せ替えられています。

このような車両は、コレクション価値が大きく下がるため、購入時には価格交渉の材料にしてください。

実用車として乗る分には問題ありませんが、将来的な売却時には査定額が下がることを理解しておきましょう。

K7が不人気と言われる理由は何ですか?

K7が不人気と言われる理由は、スタイリングが従来のKシリーズから大きく変更されたことにあります。

タンクが大型化され、角を強調したデザインになり、シートも厚みのあるコンフォート仕様になりました。

CB750Fourのクラシカルなスタイルを好むコレクターからすると、K7の近代的なデザインは好みが分かれるところです。

また、K0やK2のような初期型に比べて、歴史的な価値やプレミア感が薄いことも影響しています。

ただし、機械的な完成度と乗りやすさはシリーズ中最高です。

実際に乗ることを重視する方にとっては、K7は非常に魅力的な選択肢となります。

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CB750Fourの年式を正しく見極めて最高の一台を手に入れよう

CB750Fourの年式は車体番号とエンジン番号で最も確実に判別できる

K0の車体番号はCB750-100で始まり、砂型クランクケースは極めて希少

K1以降はスロットルワイヤーが2本引きに変更され安全性が向上

K2はヘッドライトステーがメッキのパイプ式に変更され遠目でも識別可能

マフラーの刻印はK0が無番、K1〜K2がHM300、K2後期〜K6がHM341

スピードメーターはK0が240km/h表示、K1以降は220km/h表示

エアクリーナーケースはK0がボディ同色、K1以降は黒色樹脂

サイドカバーの形状はK0が鋭角で小ぶり、K1以降は丸みを帯びる

K6以降はキャブレターに加速ポンプが追加されレスポンス向上

K7は機械的完成度が最高だがスタイリングの好みが分かれる

逆輸入車はマイル表示メーターと大型ウインカーで識別可能

純正マフラーの有無は査定額に数十万円単位で影響する

年式によって買取相場は94.4万円〜198.3万円と大きく変動

購入時は車体番号・エンジン番号・車検証の三点を必ず照合すること

コレクション価値重視ならK0・K1、実用性重視ならK2・K4がおすすめ

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