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CL250が売れてない本当の理由|後悔しないための購入判断ガイド

ホンダ

CL250って売れてないって聞いたけど、買って大丈夫なのかな…」

そんな疑問を持ってこの記事にたどり着いたあなたへ、少し正直に話させてください。

バイク歴20年、数えきれないくらいのバイクと向き合ってきましたが、CL250ほど「評判と実態がズレているバイク」も珍しいと感じています。

売れてないと言われる理由は確かにある。

でも、それはCL250がダメなバイクだからではありません。

この記事では、販売台数の実態から正直なデメリット、そして「こんな人には最高の1台」になる理由まで、忖度なしでお伝えします。

購入を迷っているなら、最後まで読んでから決めてください。

この記事を読むとわかること

  • CL250が「売れてない」と言われる本当の理由と販売台数の実態
  • パワー不足・足つき・メーターなど、オーナーが正直に語るデメリット
  • CL250に向いている人・後悔しやすい人の違い
  • 購入前に確認すべき3つのチェックポイントと2025年型の選び方
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CL250が売れてないと言われる、3つの本当の理由

「売れてない」という言葉だけが独り歩きしていますが、数字を見ると少し違う景色が見えてきます。

まずは販売実態を整理した上で、人気が伸び悩む構造的な理由を見ていきましょう。

レブル250という「化け物」が隣にいるから

まず数字を見てください。

モデル2023年販売台数2024年販売台数
レブル25012,724台9,015台
CL2504,316台2,906台

CL250の2023年販売台数は4,316台。

125〜250ccカテゴリでは4位という、決して悪くない数字です。

ところがレブル250は同じ年に12,724台を売っています。

比べてしまうと、どうしても「売れてない」に見えてしまうんですよね。

しかもこの2台、エンジンはほぼ同じ。価格帯も近い。

そしてレブルはシート高690mmで足つきも良好ときています。

初心者や女性ライダーがどちらを選ぶかといったら、そりゃレブルに流れます。

「CL250が売れてない」のではなく、「レブルが売れすぎている」というのが正確な見方です。

さらに2024年はCL250の販売台数が2,906台と前年比約32%減。

2025年上半期は829台と、数字だけ見ると厳しい状況が続いています。

ただしこれは250ccスクランブラーというニッチなジャンル全体の話で、CL250固有の問題とは少し違います。

649,000円という価格に「なぜ?」と感じてしまう

正直に言うと、CL250の649,000円(E-Clutchモデルは704,000円)という価格は、スペックシートだけ見ると割高に感じます。

最高出力24PS、車重172kg。

同価格帯にはCB250R(27PS・144kg)やカワサキのZ250も存在します。

数字だけ比べると「なぜCLがこの値段?」となるのは無理もないです。

ただ、この価格にはスクランブラーとしての設計コストが乗っています。

19インチのスポークデザインホイール、専用設計のシート、クラシカルなスタイリング。

スペックじゃなくてデザインと世界観に値段がついている、と理解すると腑に落ちてきます。

「性能で選ぶバイク」ではなく「乗り味と世界観で選ぶバイク」だということを、価格を見る前に理解しておく必要があります。

「誰でも乗れる」バイクではないから

スクランブラーというジャンル自体が、実はかなりニッチです。

ネオクラシック・アドベンチャー・クルーザーといったカテゴリと違って、スクランブラーは「ちょっとオフロードっぽいけどオンロードがメイン」という、ある意味あいまいなポジション。

そこに惚れ込む人は惚れ込むんですが、万人受けはしにくいんですよね。

購入者の年齢層を見ると、20代はほぼおらず、50〜60代のリターンライダーが中心というデータがあります。

絶対数が多い若いライダー層にリーチしにくい構造が、販売台数に影響していると考えられます。

「売れてない」の正体は、ターゲットが絞られた大人のバイクだということ。

ニッチであることは弱点ではなく、個性です。

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CL250のデメリット正直まとめ|後悔した人の声から学ぶ

売れてない理由が見えてきたところで、次は実際のオーナーが感じているデメリットを正直にお伝えします。

ここが一番気になるところですよね。

「パワー不足」は本当か?街乗りvsツーリングで差が出る

高速道路の合流。スロットルを全開にしても、加速がなかなか伸びない。

後ろからトラックが追いついてくる。

そんな場面を想像してください。

CL250のスペックは最高出力18kW(約24.5PS)/8,500rpm、最大トルク23N·m(2.3kgf·m)/6,250rpm。単気筒エンジンで、トルクの出方はマイルドです。

オーナーの声を整理すると、こんな傾向が見えてきます。

シーンパワー感一言
街乗り・一般道問題なし80km/hまでは余裕
高速巡航100km/hやや苦しい7,000rpm付近を維持
峠・ワインディング頑張ってる感あり楽しいが余裕はない
タンデム走行しんどい高速は正直つらい

街乗りとのんびりツーリングがメインなら全く問題ありませんが、高速を頻繁に使うライダーにはストレスが溜まりやすいです。

「じゃあCL500にすれば?」という声もよく聞きます。

CL500は46PSと約2倍のパワーがあり、高速での余裕はまったく別物です。

パワーが気になるなら、最初からCL500を検討する価値はあります。

「足つきが悪い」の正体はシート高より設計の問題だった

実は、「足つきが悪い」という評判は半分正解で半分誤解です。

シート高は790mm。これ自体は一般的なロードバイクと大差ない数値です。

ところがオーナーの声を聞くと、「数字以上に足つきが悪く感じる」という意見が多い。

その正体は、シート幅が絞られておらず、またステップがスネに当たりやすい設計にあります。

身長・足つきの実態をまとめるとこうなります。

身長目安足つきの実態
170cm以上両足べったり。問題なし
165cm前後片足はつくが両足べったりは難しい
160cm以下かなり厳しい。試乗で必ず確認を

ただし、2025年10月発売のマイナーチェンジモデルではステップ位置が前方に移動され(約30mm※メーカー公表値ではなく実測報告値)乗り降りの快適性が改善されました。

これにより乗降時の疲労感は改善されています。

注意してほしいのは、ステップ改良は「足つきそのもの」の抜本改善ではなく、あくまで「乗り降りの疲労軽減」が主な目的です。

身長160cm以下で購入を考えているなら、必ず実車で試乗してください。

ローダウンリンクやシート加工という選択肢もありますが、購入後の対策より購入前の確認が大事です。

「メーターが見えない」これは地味にストレスです

欠点の中で意外と見落とされがちなのが、このメーター問題です。

CL250のデジタルメーターは、晴天・日差しが強い場面で白飛びしやすいという声が複数のオーナーから上がっています。

特に正午前後の太陽が正面に近い角度のとき、速度表示が読みにくくなるケースがあります。

さらにタコメーターが非搭載なので、エンジンの回転数は体感に頼ることになります。

街乗りでは問題ありませんが、シフトアップのタイミングを数値で確認したい人には少し物足りなさを感じるかもしれません。

メーター視認性の対策としては、サンシェード付きのバイザーカスタムが有効です。

購入後に対策できる問題ではありますが、事前に知っておくべき点です。

なお、2025年型のマイナーチェンジではメーターの視認性も改善されています。

これから新車で購入する方は、初期型ほど深刻な問題ではない可能性がある点も 頭に入れておいてください。

欠点を3つ並べると重たく聞こえますが、いずれも「分かった上で乗れば許容できる」範囲のものです。

次のセクションで、どんな人がこれらを許容できて、どんな人が後悔しやすいかを整理します。

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CL250が「刺さる人」と「刺さらない人」、正直に言います

デメリットが見えてきたところで、「じゃあ自分はどっちなのか」という判断基準をはっきりさせましょう。

20年間バイク乗りを見てきて思うのは、バイクへの後悔はほぼ「自分に合わないバイクを選んだとき」に起きます。

こんな人には「最高の1台」になります

結論から言うと、CL250は「乗ること自体を楽しむ」ライダーに刺さるバイクです。

購入者の中心は50〜60代のリターンライダー。

かつてバイクに乗っていて、久しぶりに戻ってきた大人のライダーたちです。

彼らがCL250を選ぶ理由はシンプルで、「速さより雰囲気、攻めるより流す」という走り方が好きだから。

その用途にCL250は本当によく合っています。

こんな人CL250との相性
街乗り〜週末ツーリングがメイン◎ 最高に楽しい
スクランブラーのデザインに惚れた◎ 見た目は本物
ゆったり流す走りが好き◎ この車種のために生まれた乗り方
2025年型Eクラッチで楽に乗りたい○ クラッチ操作が自動制御で快適
リターンライダーで体力的な余裕が欲しい○ 軽量・扱いやすいサイズ感

19インチホイールが生み出す独特のハンドリングと、単気筒のドコドコした鼓動感は、CL250でしか味わえないものです。

2025年型のE-Clutchモデルは、クラッチ操作を自動制御してくれる機能が追加されました。

渋滞や低速走行が多い都市部のライダーにとっては、これだけで乗りやすさが別次元になります。

250ccクラスでこの機能を搭載するモデルはまだ限られており、同じホンダのレブル250に続く採用です。

こんな人は後悔する可能性が高いです

一方で、以下に当てはまる人はCL250で後悔しやすいです。正直に言います。

こんな人後悔リスク
高速道路を頻繁に使う高い。パワーが追いつかない場面がある
タンデム走行が多い高い。2人乗りでは明らかにパワー不足
峠をガンガン攻めたい高い。CB250Rのほうが圧倒的に向いている
足つきに強い不安がある初心者中。レブル250(シート高690mm)を先に試すべき
とにかく速いバイクが欲しい高い。そもそもコンセプトが違う

「ゆっくり走ることが楽しめるか」というのが、CL250を選ぶかどうかの分岐点です。

バイクは「速く走るための道具」ではなく「旅の相棒」という感覚を持てる人なら、CL250は長く乗り続けられる1台になります。

💡 CL250かレブル250かで迷っているなら

両者はエンジンこそ共通ですが、コンセプトがまったく違います。

「足つきと扱いやすさ優先」ならレブル250、「スタイルと世界観優先」ならCL250。

試乗して「どちらに乗りたいか」を体で感じてから決めるのが一番です。

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CL250を買う前に、これだけ確認してください

「自分に向いていそう」と感じたなら、あとは購入前のチェックだけです。

ここを押さえておけば、後悔のリスクをぐっと下げられます。

2025年型と初期型どっちを選ぶべきか

2025年10月に登場したマイナーチェンジモデルは、初期型(2023年〜)からいくつかの改良が加えられました。

項目初期型(2023〜)2025年型
E-Clutchなしあり(704,000円)
ステップ位置標準前方に30mm移動
標準モデル価格649,000円649,000円(+27,500円)

E-Clutchの有無が最大の差です。

渋滞が多い都市部や、久しぶりにバイクに乗るリターンライダーには、2025年型のE-Clutchモデルを強くおすすめします。

中古の初期型は価格が安い分、ステップ改良もE-Clutchもありません。

価格差と機能差を天秤にかけて判断してください。

ホンダ公式サイトで現行モデルの最新スペックと価格を確認することをおすすめします。(ホンダ公式 CL250

購入前に必ず確認したい3点チェック

「乗ってから気づいた」では遅い確認事項が3つあります。

①シート高790mmに対して自分の股下は許容範囲か

身長165cm前後の方は、必ず実車にまたがってください。

片足がつく状態で停車に慣れれば問題ないケースも多いですが、自分が許容できるかどうかは体感しないと分かりません。

②主な使用シーンは高速?街乗り?

週に一度でも高速を使うルーティンがあるなら、パワーへの許容範囲を試乗で確かめてください。

80km/hまでは快適でも、100km/h巡航ではエンジンが頑張り続けることになります。

③メーターの見やすさは屋外の試乗で確認する

ショールームの室内では分かりません。

晴天の屋外で、太陽を背にした状態と正面に受けた状態の両方でメーターを確認してください。

これは購入後に後悔する人が意外と多いポイントです。

この3つを試乗時に全てクリアできれば、購入後の後悔リスクはかなり低くなります。

中古相場と売却価格のリアル

「乗り換えたくなったときに売れるか?」も大事な観点です。

2026年4月時点の中古相場は、32.8万〜41.4万円(上位相場51.0万円)程度で推移しています。

スクランブラースタイルのデザイン人気から、比較的値崩れしにくい傾向があります。

※相場は時期により変動します。

ただし、売るタイミングや走行距離・状態によって買取価格は大きく変わります。

複数の業者に査定を出すことで、1万〜5万円程度の差が出ることも珍しくありません。

💡 愛車を1円でも高く売るために

バイクの買取は「1社だけに出す」と損をしやすいです。

複数社に同時査定を出して競わせるのが、相場より高く売るための基本です。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。
バイク歴20年の結論。愛車を「1円でも高く」売るための最終回答

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CL250が売れてないは半分ウソ。自分に合うかどうかが全てです

  • 「売れてない」の正体はレブル250との比較によるもので、250ccスクランブラーとしては健闘している台数
  • 2023年販売台数は4,316台、2024年は2,906台と減少傾向にあるのは事実
  • 649,000円という価格はスペックではなくデザインと世界観への対価
  • ターゲットは20代より50〜60代のリターンライダーが中心
  • パワー不足は街乗りでは問題なし、高速巡航やタンデムでは正直しんどい
  • シート高790mmの足つきは、数字より実際の体感が重要なため必ず試乗を
  • 2025年型でステップが30mm前方移動されたが、足つき自体の抜本改善ではない
  • メーターの白飛びは晴天時の実態を屋外試乗で必ず確認する
  • E-Clutchモデル(704,000円)はリターンライダーや都市部ライダーに特におすすめ
  • 中古相場は2026年4月時点で32.8万〜41.4万円程度で値崩れしにくい傾向
  • 「速く走りたい人」ではなく「旅の雰囲気を楽しみたい人」に向いているバイク
  • 購入前の3点チェック(足つき・パワー感・メーター視認性)を屋外試乗で確認すること
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