「Z650RSが欲しいのに、買えない」
そう感じてこの記事にたどり着いた方、少し正直に話させてください。
バイク歴20年、数えきれないほど多くのライダーが「欲しいバイクを買い逃した」場面を見てきましたが、Z650RSの場合は少し事情が違います。
確かに2022〜2023年は本当に買えませんでした。
予約しても1年待ち、抽選でハズれる、気づけば完売——そんな状況が続いていた時期があったのは事実です。
ただ、2026年4月現在の状況はかなり変わっています。
「買えない」という検索が今も多いのは、あの頃の記憶がまだ生きているからです。
今この瞬間、Z650RSは動き方次第で現実的に手に入ります。
この記事では、最新の納期事情から乗り出し価格の内訳、中古相場の今、そして買う前に知っておきたい弱点まで、包み隠さずお伝えします。
この記事を読むとわかること
- 2026年4月現在のZ650RS納期リアルと「買えない」の真相
- 新車・中古それぞれの確実な入手方法と販売店の選び方
- 乗り出し価格の内訳と中古相場の具体的な目安
- オーナーが正直に語るZ650RSの弱点と購入前チェックポイント
「Z650RSが買えない」は過去の話?2026年の納期リアルを正直に伝えます
まずここを整理しておかないと、何も始まりません。
「今も買えないのか、それとも買えるのか」——その答えをズバリお伝えします。
2022〜2023年に何が起きていたのか
Z900RSブームが火をつけた「Zシリーズ人気」が、そのままZ650RSにも波及しました。
2022年4月の国内発売直後から注文が殺到し、そこにコロナ禍による半導体不足・部品調達難が重なったことで、供給が需要にまったく追いつかなくなったんです。
「予約したのに納期未定と言われた」「1年半待っても届かない」「カラーが選べない」——当時のライダーたちの声は本当に切実でした。
カワサキ公式からも生産遅延に関するアナウンスが出るほどの異常事態です。
つまり「Z650RSが買えない」という情報の多くは、この2022〜2023年の供給難を体験した人たちが発信したものです。
その記事やSNSの投稿が今も検索上位に残っているため、「今も買えない」という印象を与え続けている——というのが実態です。
情報の鮮度には注意が必要なんです。
2026年4月現在の納期は「1〜3ヶ月」が現実です
結論から言うと、今は普通に買えます。
2026年4月現在、Z650RSの平均的な納期は、店頭在庫がある場合で2週間〜1ヶ月程度。
在庫がなくても発注対応で1〜3ヶ月が目安です。
一部の店舗では「即納可能」を掲げているケースも出てきています。
| 状況 | 納期の目安 |
|---|---|
| 店頭在庫あり | 2週間〜1ヶ月 |
| 在庫なし・発注対応 | 1〜3ヶ月 |
| 新色「青玉虫」人気モデル | 2〜4ヶ月(一時的な引き合いあり) |
ただし、注意点がひとつあります。
Z650RSはカワサキプラザ限定の販売モデルです。
街のバイク屋では買えません。
都市部の大型プラザには優先的に在庫が入る傾向があり、地方の小規模プラザでは入荷サイクルが長くなることがあるのが現実です。
カワサキ公式からも、2026年4月時点で生産遅延に関する特別なアナウンスは出ていません。
生産ラインは正常に動いていると見ていいでしょう。
Z650RSが買えないと諦める前に試してほしい入手術4選
「じゃあ具体的にどう動けばいいか?」という話に移ります。
新車・中古それぞれの賢い入手方法を整理しました。
新車で確実に手に入れたいなら「複数プラザ作戦」が最速です
1店舗だけ回って「在庫なしです」で終わっている方、それが一番もったいない動き方です。
カワサキプラザは全国に96店舗あります。
店舗ごとに入荷タイミングが違うので、近隣の3〜5店舗に同時アクセスするだけで、見つかる確率がぐっと上がります。
電話でもWebからでも問い合わせできますし、「キャンセル待ちの登録はできますか?」と一言聞くだけで状況が変わることもあります。
ディーラーへのヒアリングでは、この3点を必ず聞いてください。
- 次の入荷予定はいつか(時期の見通し)
- キャンセル待ちの登録は可能か
- 展示車・登録済み未走行車の在庫はないか
特に「登録済み未走行車」は盲点です。
前のオーナーが発注だけしてキャンセルした車両が店頭に残っているケースがあり、これは実質「即納」で手に入ります。
問い合わせ時にさらっと聞いてみると、思わぬ掘り出し物に出会えることがあるんですよね。
2026年モデルの基本情報をまとめておくと、発売日は2025年11月15日、税込価格は108万9,000円。
カラーはメタリックオーシャンブルー(青玉虫)とエボニー(黒)の2色展開です。
カワサキケアモデルとして、購入後3年間の定期点検とオイル交換が無償で受けられるのも見逃せないポイントです。
Z650RSの中古をレッドバロンで探す際に知っておくべきこと
「新車の納期を待てない」「予算を少し抑えたい」という方には中古という選択肢があります。
中古最大手のレッドバロンは全国約300店舗を構え、Z650RSの在庫も一定数確保していますが、いくつか知っておくべき特性があります。
まず、レッドバロンの在庫情報はネット上に公開されていません。
全国在庫を確認できるのは、店頭の専用端末(イントラネット)のみです。
つまり、「ネットで調べて終わり」ではなく、実際に店舗に足を運ぶことが前提になります。
一方で、レッドバロンの強みも本物です。
整備カルテによって過去のメンテナンス履歴が管理されているため、「素性の知れない中古車をつかむリスク」が低い。
全国対応のロードサービスやオイルリザーブシステムも、長距離ツーリングをするライダーには心強い仕組みです。
価格設定は市場平均より数万円高めになることが多いですが、「整備込みの安心料」と考えると納得感があります。
中古を購入する際の確認ポイントはこの4つです。
| 確認ポイント | なぜ大切か |
|---|---|
| カワサキケアの点検記録 | プラザ以外で買うとケアが引き継げない場合がある |
| 転倒傷の有無 | レバー先端・ステップ下・マフラーに傷がないか確認 |
| 純正部品の保管 | マフラー等のカスタム車は純正があるかで査定が変わる |
| ETC車載器の動作確認 | 標準装備品なので、正常動作しているか必ずチェック |
また、中古を選ぶなら年式にも注目してください。
2024年モデルからトラクションコントロール(KTRC)が標準装備されています(バイクブロス公式スペック情報より)。
安全装備を重視するなら、この年式以降の個体を優先するのが賢明です。
💡 中古を高く売りたくなったときのために
Z650RSのリセールバリューは安定しています。
将来的に乗り換えを考えているなら、買取相場の比較は複数社に依頼するのが鉄則です。
1社だけだと相場より安く買い叩かれることがほとんどです。
→ バイク歴20年の結論。愛車を「1円でも高く」売るための最終回答
💰 愛車、ディーラーより高く売れるかもしれません
CTNの一括査定は業者が家に来ないオンライン完結型。最大10社の専門買取店(旧車・外車・不動車対応)が競って査定額を提示するため、「他で安く言われた」バイクほど差が出やすいです。
無料・訪問なしで最大10社に査定依頼 →※査定額を見るだけでOK。売却の義務はありません。
Z650RSを買うと実際いくらかかる?乗り出し価格と中古相場を整理
「本体108万円か…」で計算を止めてしまうと、後で痛い目を見ます。
実際に必要な金額を、ちゃんと内訳ごとに整理しておきましょう。
新車の乗り出し総額、内訳ごとに正直に計算します
新車の乗り出し価格(支払総額)は、車両本体に4種類の費用が乗ってきます。
2026年モデルの場合、全国平均はおよそ115.8万円前後です。
| 費用項目 | 金額の目安(税込) |
|---|---|
| 車両本体価格 | 1,089,000円 |
| 納車整備費用 | 40,000〜60,000円 |
| 登録代行・印紙代 | 15,000〜25,000円 |
| 自賠責保険(37ヶ月) | 10,630円 |
| 重量税(新車登録時) | 5,700円 |
| 合計(乗り出し価格) | 1,155,000〜1,175,000円 |
店舗によって納車整備費と登録代行費に数千〜1万円程度の差が出るため、複数店舗で見積もりを比較することを強くおすすめします。
ただし、ここで終わりじゃない。
ETC2.0は標準装備なので追加費用はかかりませんが、グリップヒーターや防犯ロック、延長保証などのオプションをつけると120万円を超えてくるケースも普通にあります。
予算には少し余裕を見ておくと安心です。
なお、カワサキケアモデルとして3年間の定期点検・オイル交換が無償ですから、この価値を加味すると、維持費の面では他社競合車より実質的に安くつく計算になります。
中古の相場はいくら?賢い買い方のラインをズバリ教えます
2026年時点の中古相場は「適正価格への落ち着き」が進んでいます。
2022〜2023年のような異常なプレミアはなくなり、年式・走行距離によって価格が素直に階層化されてきました。
| 価格帯 | 年式・状態の目安 |
|---|---|
| 67〜75万円 | 2022年式・走行15,000km超 |
| 85〜98万円 | 2023〜2024年式・走行5,000〜10,000km |
| 100〜110万円 | 2025〜2026年式・未走行に近い車両 |
※2026年3月時点の相場
グーバイク・バイクブロスなど主要ポータルを合算すると、2026年4月現在の全国掲載台数は170〜190台前後。
中古の選択肢はそれなりに豊富です。
バランスの取れたお買い得ラインは「80万円台後半・走行10,000km未満」です。
Z650RSの並列2気筒エンジンは耐久性が高く、適切にメンテナンスされていれば10,000km程度は機関の状態にほとんど影響しません。
買取相場は、全体平均で58.2〜71.7万円。
2024年式以降のKTRC搭載車は66.9〜76.5万円と少し高めで安定しています。
走行450km程度の極上車では81万円を超える事例もあり、新車に近い状態であれば購入価格の75%以上が手元に戻る計算です。
リセールバリューの良さはZ650RSの隠れた強みです。
💡 任意保険は更新前に一度比較を
Z650RSは大型バイクなので任意保険の費用も無視できません。
同じ補償内容でも保険会社によって年間で数万円の差が出ることがあります。
更新ハガキが来たら、そのまま払う前に一度確認してみてください。
💡 更新前に必ず確認を。保険料、比較で最大20,000円変わります
利用者1,100万人突破のインズウェブは、入力最短3分で複数社を一括比較できる無料サービスです。補償内容はそのままに、会社を変えるだけで保険料が大きく変わるケースは珍しくありません。
今すぐ無料で保険料を比較する →※見積もりを見るだけでOK。契約の義務はありません。
Z650RSの不具合・弱点、買う前に正直に教えます
100万円以上出すバイクですから、弱点を知らずに買うのは怖い——そう感じるのは当然です。
20年間バイク乗りを見てきて、「事前に弱点を知っていたら印象が変わった」という後悔は少ないですが、「知らずに買って期待とのギャップに悩む」ケースは確かにあります。
正直に話します。
オーナーが正直に語るZ650RSの弱点4つ
実際のオーナーの声を集めると、出てくる不満点はだいたいこの4つに絞られます。
① ハンドルへの振動(4,000〜6,000rpm付近)
並列2気筒エンジンの特性上、中回転域で細かい振動がハンドルに伝わりやすい。
長時間の高速走行では手の痺れを訴えるオーナーが一定数います。
高速道路を多用するロングツーリングメインの方は、バーエンドウェイトやグリップ交換で対策できることも覚えておいてください。
② タンク容量12Lによる航続距離の短さ
燃費は実測で街乗り20〜22km/L、ツーリングで25〜28km/L程度(実測値・個人差あり)。
WMTCモード値は23.6km/Lです。
計算上の航続距離は250〜300km前後ですが、200kmを超えたあたりからガソリンスタンドを意識し始める必要があります。
これはデザインを優先した結果の制約で、割り切りが必要な部分です。
③ 積載性の乏しさ
テールカウルが絞り込まれた美しいシルエットの代わりに、荷掛けポイントが少なくシートバッグを固定しにくい。
ツーリングで荷物が多い方は、専用のキャリアやタンクバッグを別途用意することになります。
④ 極低速域のアクセルのドン突き感
電子制御スロットル(ETV)ではないため、極低速でのアクセル開け始めに若干の唐突感を感じる場合があります。
慣れれば対応できるレベルですが、極低速の繊細な操作が求められるシーンでは意識が必要です。
いずれの弱点も、「乗り方でカバーできるもの」か「カスタムで解決できるもの」です。
致命的な欠陥ではありません。
でも、これだけは先に言っておきます
弱点が見えたところで、バランスのために本音も言わせてください。
Z650RSの最大の武器は、188kgという軽さです。
大型二輪とは思えない取り回しの良さで、駐輪場での押し歩きやUターンのストレスがほとんどない。
シート高800mmは数値上は平均的ですが、車体が細身なのでつま先接地はしやすい設計です。
ただし身長160cm台ではベタ足にはならないため、試乗で確認することをおすすめします。
燃料はレギュラーガソリン仕様で、維持費の安さも見逃せません。
カワサキケアで3年間の点検・オイル交換が無償という安心感も、毎日乗るライダーにはじわじわ効いてきます。
「買って後悔した」という声より、「もっと早く買えばよかった」という声の方が、実際には圧倒的に多いバイクです。
弱点を知った上で選ぶのと、知らずに後悔するのとでは、乗り出してからの満足度が全然違います。
この記事でひと通り把握できたなら、あとは自信を持って次の一歩に進んでください。





コメント