バイクのナンバーを変更したい、と思っているあなたへ。
引っ越しのタイミングで変えなきゃいけない方も、自分の好きな番号にしたい方も、「何から調べればいいか分からない」という状態で検索してきた方が多いんじゃないでしょうか。
結論から言うと、バイクのナンバー変更は手順さえ分かれば自分でできます。
費用も思ったほどかかりません。
バイク歴20年の経験から正直に言うと、「難しそう」という先入観で業者に頼んでいる方が多いのですが、ちょっともったいないんですよね。
この記事では、引っ越しによるナンバー変更と希望ナンバーへの変更、どちらのケースも費用・必要書類・手続きの流れをまとめて解説します。
さらに2026年10月からいよいよスタートするバイクの希望ナンバー制度についても、最新情報をお伝えします。
この記事を読むとわかること
- 排気量ごとのナンバー変更の手続き場所と必要書類
- 引っ越し・希望ナンバーそれぞれの費用の目安
- 委任状が必要なケースと書き方のポイント
- 2026年10月スタートのバイク希望ナンバー制度の最新情報
バイクのナンバー変更をしたい!まず自分のパターンを確認しよう
ナンバー変更といっても、「引っ越しで住所が変わったから変更しなければならない」ケースと、「今の番号を好きな番号に変えたい」ケースとでは、手続きの流れが全然違います。
まず自分がどちらに当てはまるかを確認してください。
引っ越したらナンバーは変えなきゃいけないの?
結論から言うと、引っ越した場合は原則としてナンバーを変更する義務があります。
道路運送車両法第12条により、住所変更が生じてから15日以内に変更登録の申請をしなければなりません。
ただし、これは「同じ陸運局の管轄内での引っ越し」か「別の管轄への引っ越し」かによって扱いが変わります。
| 引っ越しのパターン | ナンバー変更 | 手続き先 |
|---|---|---|
| 同一市区町村内への引っ越し | 不要 | 手続きなし |
| 管轄が変わる引っ越し | 必要 | 新住所の陸運局 or 役所 |
なお、対象になるのは126cc以上のバイク(軽二輪・小型二輪)です。
125cc以下の原付・原付二種は市区町村の役所での手続きになり、管轄という概念がないためシンプルです。
「15日以内」というのは意外と短いので、引っ越しバタバタしているうちに過ぎてしまいがちです。
引っ越しの段取りと一緒に、ナンバー変更のスケジュールも組んでおきましょう。
希望の番号に変えたい場合はどうなるの?
実は、バイクの希望ナンバー制度はつい最近まで存在しませんでした。
四輪車は1999年から導入されていたのに、二輪車はずっと対象外だったんです。
それがようやく、2026年10月中旬から申込受付がスタートすることになりました。
国土交通省の正式発表によると、対象は125cc超の軽二輪・小型二輪。
残念ながら125cc以下の原付・原付二種は対象外です。
💡 125ccユーザーも諦めないで
希望ナンバー制度は対象外でも、番号を選べる方法があります。→ 125ccは希望ナンバー対象外!でも番号を選べる裏技はあるの?
「今すぐ好きな番号にしたい!」という方は、2026年10月の開始を待つ必要があります。
逆に言えば、今のうちに手順や費用を把握しておけば、スタートと同時にスムーズに動けます。
希望ナンバー制度の詳細は後半のH2④でまとめて解説しています。
「自分のバイクは対象になるのか?」という疑問は、排気量で判断できます。
126cc以上であれば対象です。
バイクのナンバー変更にかかる費用はいくら?
「変更手続きって、お金はいくらかかるの?」は当然気になるところですよね。
ここでは引っ越しによる変更と、希望ナンバーへの変更に分けて整理します。
引っ越し・住所変更でナンバーを変える場合の費用
高速道路の料金所でETCのアンテナが「ピッ」と鳴るように、費用にも「ここを通過すれば終わり」というラインがあります。
引っ越しによるナンバー変更は、基本的に以下の3つの費用で構成されます。
| 費用の内訳 | 金額の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 登録手数料(変更登録) | 500円(窓口申請) | 小型二輪のみ。軽二輪は無料(令和8年4月改定) |
| ナンバープレート代 | 600〜700円程度 | 返納して新しいものを取得 |
| 住民票の取得 | 200〜300円程度 | マイナンバーカードがあればコンビニ取得可 |
自分で手続きする場合、合計1,300〜1,700円程度が目安です。[※価格は要確認]
バイク屋さんに代行してもらうと、別途代行手数料(5,000〜15,000円程度)がかかります。
書類の準備が面倒だったり、平日に陸運局へ行けない方は検討してもいいですが、正直に言うと自分でやれば数千円の節約になります。
軽二輪(126〜250cc)は登録手数料が無料なので、実質ナンバープレート代だけで済みます。
これは意外と知られていないポイントです。
💡 代行を頼むなら費用感を先に確認しよう
バイクショップによって代行手数料の幅はかなり違います。
「いくらかかりますか?」と事前に確認してから依頼するのが鉄則です。
希望ナンバーに変える場合の費用(2026年10月〜)
希望ナンバー制度のバイク版は2026年10月スタートということで、執筆時点(2026年4月)では料金の詳細はまだ正式発表されていません。ここは正直にお伝えします。
ただ、四輪車の希望ナンバーを参考にすると、おおよその見当はつきます。
| ナンバーの種類 | 四輪での費用目安 | バイクへの適用 |
|---|---|---|
| 一般希望ナンバー(空きがあれば取得可) | 約4,000〜5,000円 | 同程度と予想(未発表) |
| 抽選対象ナンバー(人気番号) | 約8,000〜9,000円 | 同程度と予想(未発表) |
[※上記はあくまで四輪の参考値です。バイク用の正式な料金は国土交通省の公式発表をご確認ください。]
「1・7・8・88・777・1111」などの人気番号は抽選対象になる可能性が高いです。
毎週1回の抽選になるため、すぐには取れない可能性があることも頭に入れておきましょう。
バイクのナンバー変更したい!実際の手続きの流れ
費用感が見えたところで、いよいよ本題の手続きの流れです。
ここが一番「自分でできるか不安」という声が多い部分ですが、排気量ごとに分けて説明するので、自分に当てはまるパターンを読んでください。
【250cc超・小型二輪】陸運局でのナンバー変更の流れ
250cc超のバイク(いわゆる小型二輪)の手続き先は、新住所を管轄する運輸支局(陸運局)です。
車検のあるバイクなので、手続きの種類が少し多くなります。
必要書類(引っ越しによるナンバー変更の場合)
| 書類 | 取得場所 | 備考 |
|---|---|---|
| 車検証(自動車検査証) | 手元にある | 原本必須 |
| 住民票 | 市区町村の役所・コンビニ | マイナンバー記載なしでOK |
| 自賠責保険証明書 | 手元にある | 有効期限内のもの |
| 現在のナンバープレート | バイクから外して持参 | 当日外して持っていく |
| 委任状(代理人が行く場合) | 国土交通省HPからDL | 所有者が自筆署名・押印 |
手続きの流れ
- 新住所の管轄する運輸支局へ行く(平日のみ受付)
- 窓口で「変更登録申請書(OCRシート)」を受け取り記入する
- 手数料500円(窓口申請)を収入印紙で支払う
- 書類一式を窓口へ提出する
- 古いナンバープレートを返納する
- 新しいナンバープレートを受け取る
書類と古いナンバープレートを持参すれば手続きは完結します。
バイク本体を陸運局に持ち込む必要はありません。
本人が行けない場合(委任状が必要なケース)
平日に陸運局に行けない場合、家族や知人・バイクショップに代理手続きを依頼できます。
その際に必要になるのが委任状です。
委任状は国土交通省のホームページからダウンロードでき、所有者本人が手書きで署名・押印して渡せばOKです。
ただし封印の作業は現地でバイク本体が必要になるため、バイクの搬入または自走での持ち込みが必要になります。
【126〜250cc・軽二輪】陸運局での手続きはここが違う
250cc超と手続き先は同じ「陸運局」ですが、軽二輪(126〜250cc)は車検のないバイクのため、手続きがかなりシンプルです。
バイクを現地に持ち込まなくていいので、書類だけ持参すれば完結します。
| 項目 | 250cc超(小型二輪) | 126〜250cc(軽二輪) |
|---|---|---|
| 手続き先 | 運輸支局 | 運輸支局 |
| 登録手数料 | 500円(窓口申請) | 無料 |
| 封印 | なし | なし(書類のみでOK) |
| 車検証 | 交付される | 軽二輪届出済証に変更 |
軽二輪の必要書類は、250cc超とほぼ同じです。
ただし「届出済証」という書類が車検証の代わりになります。
手元にある「軽自動車届出済証」を持参してください。
また、印鑑(認印可)と軽自動車税申告書が追加で必要になる点も押さえておきましょう。
「書類だけで完結する」という軽二輪の手続きの気軽さは、意外と知られていません。
仕事の帰りに寄るようなイメージで行けるので、ハードルはかなり低いです。
【125cc以下・原付二種】役所でのナンバー変更の流れ
軽二輪・小型二輪とはルートが全く違います。
125cc以下(原付一種・原付二種)のナンバー変更は、市区町村の役所(住民票のある自治体)で手続きします。
陸運局には行く必要がありません。
手続きの流れ
- 旧住所の役所で「廃車申告書」を提出し、廃車証明書をもらう(旧ナンバーを返納)
- 新住所の役所で「標識交付申請書」を提出する
- 新しいナンバープレートを受け取る
必要書類は、廃車証明書・本人確認書類・認印(シャチハタ不可の場合あり)が基本です。
自治体によって若干異なるため、事前に役所のホームページで確認しておくと安心です。
費用は基本的に無料です(ナンバープレート代が数百円かかる自治体もあり)。
手続き自体は30分もあれば終わることがほとんどで、陸運局より気軽に行けます。
引っ越し先と引っ越し元が遠い場合、旧住所の役所に郵送で廃車手続きができる自治体もあります。
遠方に引っ越した場合は問い合わせてみましょう。
2026年10月スタート!バイクの希望ナンバー制度を先取り確認
手続きの流れが把握できたところで、いよいよ旬な話題です。
バイク乗りが長年待ち望んでいた希望ナンバー制度が、ついに動き出します。
バイクの希望ナンバー制度、何が変わるの?
「四輪車は希望ナンバーが選べるのに、なんでバイクはできないんだ」という声は、ライダーの間で長年ありました。それがようやく解消されます。
国土交通省の正式発表によると、2026年10月中旬より申込受付が開始されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開始時期 | 2026年10月中旬(申込受付スタート) |
| 対象車種 | 軽二輪(126〜250cc)・小型二輪(251cc以上) |
| 対象外 | 原付一種・原付二種(〜125cc) |
| 申込方法 | インターネット or 窓口(予定) |
| 抽選対象番号 | 人気番号13種(1・7・8・88・333・555・777・888・1111・3333・5555・7777・8888) |
抽選対象の13種は、四輪と同様に毎週1回の抽選で、当選すればそのナンバーを取得できます。
「777」や「8888」など縁起のいい数字は競争率が高くなりそうですね。
🔖 どの番号が人気になりそう?
狙っている番号が抽選対象かどうか、人気ランキングで事前に確認しておきましょう。→ バイクの希望ナンバーで人気の番号は?取れない番号まで徹底解説
抽選対象以外の番号は「一般希望ナンバー」として申し込み後すぐに取得できる予定です。
「自分の誕生日」「愛車の排気量」などを入れる方が多くなりそうです。
今のナンバーを希望番号に変えられるの?
「もう登録済みのバイクでも、2026年10月以降に好きな番号に変えられるの?」これは多くの方が気になっているところだと思います。答えはYESです。
新車購入時だけでなく、すでに乗っているバイクでも希望ナンバーへの変更が可能になります。
手続きとしては「変更登録申請」と同様の流れで、新しい希望ナンバーを取得する形になります。
ただし、変更の際にはナンバープレートの交換が必要です。
現在のナンバーを返納して、希望番号の新しいプレートを受け取ることになります。
引っ越しによるナンバー変更のタイミングと合わせて希望番号を申し込むのが、最も効率的な方法といえます。
「どうせ変えるなら好きな番号にしたい」という方は、2026年10月の開始と同時に申し込む準備をしておくのがおすすめです。
🔖 番号選びで悩んでいる方へ
どんな番号を選ぶべきか迷っている方は、「ダサい希望ナンバーランキング|後悔しない選び方」の記事も参考にしてみてください。





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