「CB750Fは人気ないの? 有名な旧車のはずなのに、なぜこんな検索候補が出るんだろう」と気になっていませんか?
結論から言うと、CB750Fを「人気のないバイク」と片づけるのは正確ではありません。
Honda自身も当時「高い人気を誇った」と振り返っています。
一方、2026年の中古車として見ると、重さ、40年以上の経年、部品供給、現代車との装備差、そして高くなった車両価格が購入のハードルになります。
バイク歴20年の視点で旧車選びを考えると、大事なのは評判の良し悪しより「今の自分が、その個体を無理なく維持できるか」です。
CB750Fの評価を必要以上に持ち上げるのでも、古いからと切り捨てるのでもなく、確認できる事実を基準に整理します。
この記事では、人気ないと言われる5つの理由から、年式ごとの違い、現在の中古相場、部品供給、維持費、中古購入で見るポイントまで順番に解説します。
この記事を読むとわかること
- CB750Fが人気ないと言われる5つの理由と実際の影響
- FZ・FA・FB・FCの違いと中古車選びで見るポイント
- 2026年時点の中古相場とHonda純正部品の供給状況
- CB750Fに向いている人・現行車を選んだ方がよい人
CB750Fは本当に人気ない?
先に答えを出すと、「不人気だから価値が低いバイク」ではありません。
HondaのHeritage Parts公式ページでは、CB750Fを当時の先端技術を数多く搭載し「高い人気を誇った」モデルと紹介しています。
現在もFZ・FA・FB・FCを対象に純正部品の再販売が行われています。
ただし、発売から44〜47年が経過した旧車です。
今から買う人にとっては、当時の人気よりも「重さを受け入れられるか」「整備履歴のある個体を選べるか」「必要な部品を確保できるか」「現在の中古価格に納得できるか」の方が重要になります。
| 検索で気になる点 | 実際の見方 | 購入前の確認 |
|---|---|---|
| 重い | 乾燥重量は227〜231kg | 押し引きできるか |
| 部品がない | Honda再販売品もあるが完売品もある | 必要部品の入手可否 |
| 壊れやすい | 故障頻度の公的統計は確認できない | 整備履歴と現車状態 |
| 古い | 1979年発売、1982年まで年次改良 | 現代装備を求めるか |
| 安い | 現在は安価な旧車とは言いにくい | 掲載価格と総支払額 |
CB750Fは「人気がない」というより、年式・維持・価格の条件によって買う人を選ぶ旧車と考える方が実態に近いです。
参考:Honda Heritage Parts「CB750F」

人気ないと言われる5つの理由
「人気がない」という言葉だけを見ると、車種そのものに重大な欠点があるように感じます。
しかし、CB750Fの場合は、現代に中古車として選ぶときのハードルがいくつも重なっていると考える方が分かりやすいです。
①227〜231kgの重さ
結論から言うと、CB750Fは軽いバイクではありません。
Hondaの公表値では、1979年型FZの乾燥重量は228kg、1981年型FBは227kg、1982年型FCは231kgです。
FZは車両重量(整備)247kg、FCは車両重量250kgとされています。
数字の影響が出やすいのは、エンジンを止めた状態での押し引き、傾斜した駐車場、狭い場所での向き替えなどです。
走行中の感じ方は体格や経験、車両状態によって変わるため、「走れば軽い」と一律には言えません。
中古車を見に行くなら、可能な範囲で車体を起こしたときの負担や、ハンドルを切った状態での取り回しを販売店に確認しておくと判断しやすくなります。
数字だけで避ける必要はありませんが、毎回の出し入れが負担になる環境なら無視できない条件です。
重さはCB750Fの欠陥ではなく、購入前に自分の体格と保管環境で受け入れられるか確認すべき客観的な条件です。
②40年以上前の旧車
駐車場にきれいなCB750Fが並んでいると、外観だけでは40年以上前の車両だと忘れそうになります。
ですが、1979年型FZなら2026年時点で47年、最終の1982年型FCでも44年が経過しています。
ここで重要なのは「古いから必ず壊れる」と決めつけないことです。
同じ年式でも、保管環境や整備内容、交換されてきた部品によって状態は大きく変わります。
逆に、外装がきれいでも、ゴム類、配線・コネクター、燃料系、ブレーキ、サスペンションなどの状態まで良いとは限りません。
中古購入では年式や走行距離だけで判断せず、いつ・どこを整備したのか、交換部品の記録が残っているかを確認してください。
旧車である以上、購入後に整備費が発生する可能性をゼロにはできません。
CB750Fで警戒すべきなのは「古い車種名」そのものではなく、その個体が44〜47年間どう維持されてきたかです。
③純正部品の入手性
意外かもしれませんが、「CB750Fは純正部品が全部出ない」という説明も正確ではありません。
HondaはHeritage PartsでCB750Fを対象車にしており、再販売対象として23点を案内しています。
ただし、ここを楽観しすぎるのも危険です。
公式の再販売部品一覧を見ると、2026年8月時点で販売中の部品がある一方、プライマリーチェーンや一部キャブレター部品など「完売」と表示されている品目もあります。
つまり、部品供給は「ある・ない」の二択ではなく、年式記号と部品番号ごとの確認が必要です。
購入前には、販売店がどの程度CB750Fの部品調達に対応できるか、今後必要になりそうな部品の入手ルートがあるかを確認しておきましょう。
社外品や中古品で対応できる場合もありますが、適合や品質を確認せず使えるとは限りません。
純正部品の供給は完全に途絶えてはいませんが、「必要になった部品が必ず手に入る」と考えないことが大事です。
部品状況はHonda Heritage Parts内の「CB750F 再販売部品一覧」で確認できます。
④現代車との装備差
部品の次に見ておきたいのが、設計年代そのものの違いです。
CB750Fは1979〜1982年のスポーツモデルなので、2026年の新車と同じ安全装備や操作感を期待する車種ではありません。
たとえば1982年型FCには、制動時のフロントフォークの沈み込みを抑えるTRACが採用されました。
これは当時の先進装備ですが、名称が似ていても現代のトラクションコントロールとは別の機構です。
ブレーキ、タイヤ、サスペンションなども、基本設計は当時のものです。
だからこそ「現行車の代わり」として買うと不満が出やすくなります。
一方、当時の機械を当時の設計思想ごと楽しみたい人には、この違いそのものが魅力になります。
良し悪しではなく、何を求めて買うかの問題です。
CB750Fは現代の便利さを買うバイクではなく、1970〜80年代のスポーツバイクを今楽しむための旧車です。
⑤安く買える旧車ではない
結論として、2026年のCB750Fを「人気がないから安く買える旧車」と考えるのは危険です。
GooBikeのCB750F掲載ページでは、2026年7月24日時点で全国48台、平均価格163.1万円と表示されていました。
もちろん、これは掲載車両の平均であり、実際の成約価格ではありません。
FZ・FA・FB・FCの違いだけでなく、ノーマル度、整備内容、外装、修復歴、カスタム内容などで価格差が大きくなるため、「CB750Fはいくら」と一本の相場で決めるのは無理があります。
ここで見るべきなのは平均額そのものより、すでに数十万円で気軽に選べる旧車ではないという点です。
車両価格に予算を使い切ると、納車後の整備や消耗品交換に余裕がなくなります。
CB750Fを買うなら、車両価格だけでなく納車整備と購入後の整備に残す予算まで含めて考える必要があります。
最新の掲載台数と価格はGooBikeのCB750F中古車一覧で確認してください。
それでも支持される理由
ここまで購入ハードルを並べると、「やっぱり人気がないのでは」と感じるかもしれません。
ですが、CB750Fが今も名前を残している背景には、発売当時の評価とレースにつながる歴史があります。
発売当時は高い人気を得た
前のセクションで見た「今から買う難しさ」と、発売当時の人気は分けて考える必要があります。
Hondaは1979年6月、CB750Fを「走りに徹したスポーツモデル」として発表しました。
748ccの空冷DOHC4バルブ直列4気筒で、国内仕様は68PS。
フロントダブルディスクやチューブレスタイヤなど、当時の装備が盛り込まれています。
さらにHondaのHeritage Partsでは、CB750Fについて「当時の先端技術を数多く搭載し、高い人気を誇った」と説明しています。
つまり、「もともと売れず、評価されなかったバイク」という前提は公式資料と合いません。
現在「人気ない」と検索される背景には、旧車としての買いにくさや、他の人気旧車との比較が影響している可能性があります。
CB750Fは発売当時から不人気だったのではなく、現在の購入条件が厳しい旧車になったと整理する方が正確です。
発売時の仕様はHondaが1979年に公表したニュースリリースで確認できます。
RCBにつながる歴史
CB750Fの価値をスペック表だけで説明しきれない理由の一つが、Hondaのレース活動とのつながりです。
HondaはHeritage Partsで、無敵の耐久レーサー「RCB」の技術をフィードバックしてCB750Fのエンジンを開発したと説明しています。
また、Hondaのレース史では、CB750F系をベースにしたマシンがAMAスーパーバイクなどで活躍した記録があります。
1982年のデイトナ100マイルでは、Honda勢が1-2-3フィニッシュを果たし、表彰台を独占しました。
こうした背景が、CB750Fを単なる古い750ccではなく、当時のスポーツイメージを背負った車種にしています。
歴史的な価値を価格にそのまま換算することはできません。
それでも、当時のHondaのスポーツバイクやレース史に惹かれる人にとって、CB750Fを選ぶ理由になるのは自然です。
CB750Fの魅力は「昔の性能が今でも最強」という話ではなく、当時のHondaがスポーツモデルに込めた技術と歴史を所有できる点にあります。
現在の市場価値が示すこと
中古価格が高いからといって、それだけで「人気車」と断定することはできません。
旧車価格には、現存台数、車両状態、ノーマル度、部品供給、コレクター需要など複数の要因が絡むからです。
それでも、前述したGooBikeの平均掲載価格が160万円台である現状を見ると、「人気がないから市場価値も低い」という説明は成り立ちません。
少なくとも、状態のよいCB750Fを安価に選び放題という市場ではありません。
購入を考える人は「値上がりするか」ではなく、今の支払額に対して自分が何を得たいのかで判断しましょう。
投資目的の将来価格は誰にも保証できません。
走らせるための整備費まで含めて納得できるかが大切です。
現在の価格は将来の値上がりを保証しませんが、「人気がないから安い」という思い込みを外す材料にはなります。
💡 今の相場を見て売却も気になった方へ
中古車の掲載価格と、実際に自分の車両へ付く査定額は別物です。売却を考えるなら、年式記号・車両状態・ノーマル部品の有無など条件をそろえて比較してください。
査定の考え方は、バイク歴20年の結論。愛車を「1円でも高く」売るための最終回答で整理しています。
💰 愛車、ディーラーより高く売れるかもしれません
CTNの一括査定は業者が家に来ないオンライン完結型。最大10社の専門買取店(旧車・外車・不動車対応)が競って査定額を提示するため、「他で安く言われた」バイクほど差が出やすいです。
無料・訪問なしで最大10社に査定依頼 →※査定額を見るだけでOK。売却の義務はありません。
中古購入で見る4つのポイント
CB750Fの評価に納得できても、中古車選びで失敗すれば話は別です。
旧車は同じ年式記号でも状態差が大きいため、「Fだから大丈夫」「走行距離が少ないから安心」と一つの条件だけで決めない方が安全です。
FZ・FA・FB・FCを確認
まず押さえたいのは、CB750Fをひとまとめにしないことです。
Honda Heritage Partsでは年式記号としてFZ・FA・FB・FCを明記しており、年次改良で出力や足回りが変わっています。
| 年式記号 | 主な公式値 | 見分けるポイント |
|---|---|---|
| FZ(1979年) | 68PS・乾燥228kg | 初期型 |
| FA(1980年) | 68PS・乾燥228kg | 装備を一部変更 |
| FB(1981年) | 70PS・乾燥227kg | 出力・足回りを改良 |
| FC(1982年) | 70PS・乾燥231kg | TRAC・18インチ前輪 |
中古車では外装や足回りが変更されている個体もあるため、カラーや見た目だけで年式を断定しないでください。
Honda公式はFZがRC04-1000004〜、FAがRC04-1010012〜、FBがRC04-1020013〜、FCがRC04-1036001〜とフレーム番号の目安も公開しています。
中古CB750Fは、まず年式記号とフレーム番号を確認してから、その個体の仕様と部品適合を追うのが基本です。
整備・修復履歴を確認
結論から言えば、40年以上前のCB750Fでは「何年式か」以上に「何を整備してきたか」が重要です。
購入候補を見つけたら、納車整備の内容だけでなく、過去の整備記録や交換履歴が残っているかを確認してください。
特に、エンジンを開けた履歴、キャブレターの整備、ブレーキやフォーク、ステム・ホイール周辺、充電系、配線修理など、大きな作業がいつ行われたか分かると判断材料が増えます。
修復歴やフレーム周辺の補修についても、分かる範囲で説明を求めましょう。
「フルレストア済み」という言葉だけで安心せず、どの範囲を誰が、どんな部品で作業したのかを見ることが大切です。
確認できない内容は、確認できないものとして購入後のリスクに含めます。
旧車選びでは、きれいな外装より「整備内容を説明できる個体」を優先した方が購入後の判断をしやすくなります。
電装・油脂・燃料系を確認
店頭でエンジンが掛かった。それだけで状態を判断するのは早いです。
CB750Fで特定部品の故障頻度を示す信頼できる公的統計は確認できないため、「ここが必ず壊れる」とは言えません。
だからこそ、年式相応に広く確認します。
| 確認する系統 | 見たい内容 | 販売店に聞くこと |
|---|---|---|
| 電装 | 始動・灯火・充電状態 | 配線修理や交換履歴 |
| エンジン周辺 | にじみ・漏れ・異音 | ガスケット等の整備履歴 |
| 燃料系 | 始動性・アイドリング | キャブ整備とタンク状態 |
| 足回り・制動 | 作動・漏れ・摩耗 | OHや交換時期 |
自分で判断できない項目は、旧車を扱える販売店や整備工場に確認してもらう方が確実です。
購入価格が高い個体ほど、整備内容の確認を省く理由はありません。
「CB750Fの持病」を探すより、目の前の個体の電装・油脂・燃料・足回りを一つずつ確認する方が中古購入には役立ちます。
部品の入手可否を確認
少し面倒に見えますが、購入前に「壊れたら何で直すか」まで考えておくと安心度が大きく変わります。
HondaのHeritage Partsは心強い仕組みですが、前述のとおり販売中と完売が混在しています。
候補車の年式記号とフレーム番号が分かったら、消耗・整備で必要になりそうな部品について、純正の継続販売品、再販売品、社外品、中古品など、どの選択肢があるか販売店へ確認してください。
特に、購入直後に整備予定がある部位は先に確認した方が安全です。
社外品や流用品は「付く」と「適切に使える」が同じとは限りません。
適合確認を販売店任せにする場合も、誰が責任を持って組み付けるのかまで確認しておきましょう。
旧車では車両本体を買えることより、必要な部品と整備先を確保できることの方が長く乗るうえで重要です。
🏍️ 管理人より
「自分のバイク、今いくら?」を60秒で確認。訪問なし・オンライン完結だから気軽に試せます。
▶ 愛車の最高買取額を今すぐ見る(無料)✅ 最大10社一括査定 ✅ 訪問・電話なし ✅ 完全無料
維持費と部品代の現実
購入価格の次に気になるのが維持費です。
CB750Fだけ特別な税区分があるわけではありませんが、固定費と旧車特有の整備費を分けて考えないと、必要な予算が見えにくくなります。
税金・自賠責・車検
前の購入チェックをクリアしたら、次は毎年・車検ごとに避けにくい費用を見ます。
CB750Fは748ccなので、税区分では250cc超の「二輪の小型自動車」です。軽自動車税は年6,000円です。
自賠責保険は本土の場合、2026年8月11日時点で24か月8,760円、25か月8,910円です。
ただし基準料率の改定が決まっており、2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約では、24か月9,640円、25か月9,800円になります。
このほか、車検時には自動車重量税や検査手数料がかかり、ショップへ依頼する場合は点検・整備・代行などの費用が加わります。
旧車は整備内容で総額が変わるため、「車検は一律○万円」と決め打ちせず、作業項目を分けた見積もりで確認してください。
CB750Fの固定費は大型バイクとして整理し、旧車だから増えやすい整備費とは別枠で予算を考えるのが分かりやすいです。
自賠責の適用期間と最新料率は損害保険料率算出機構の基準料率表で確認できます。
💡 任意保険は車両購入前に見積もっておく
任意保険料は年齢、等級、補償内容、使用条件などで変わるため、CB750Fだから年額を一つに決めることはできません。
購入前に自分の条件で見積もると、年間予算を組みやすくなります。
💡 更新前に必ず確認を。保険料、比較で最大20,000円変わります
利用者1,100万人突破のインズウェブは、入力最短3分で複数社を一括比較できる無料サービスです。補償内容はそのままに、会社を変えるだけで保険料が大きく変わるケースは珍しくありません。
今すぐ無料で保険料を比較する →※見積もりを見るだけでOK。契約の義務はありません。
差が出る修理・整備費
「旧車は毎年いくら修理に掛かる?」と聞きたくなりますが、ここに一律の答えはありません。
未整備箇所が残った個体と、直近で大きな整備を終えた個体では、購入後に必要になる費用がまったく違うからです。
CB750F全体に当てはめられる「年間の平均修理回数」や「一律の修理予算」を示す信頼できる統計は確認できません。
必要なのは、購入候補ごとに納車時の整備項目と、近い将来交換が必要になりそうな項目を見積もってもらうことです。
バイク歴20年の経験からも、古い車両ほど「安く買えたか」より「購入後の修理を含めた総額で無理がないか」を見る方が現実的です。
車両価格を使い切る予算配分は避けた方が安心です。
CB750Fの修理費は平均額を当てはめるより、購入前の現車確認から「この個体に必要な整備」を積み上げて考えるべきです。
部品代は在庫で変わる
最後に見落としやすいのが、部品代そのものより「必要な部品がどのルートで手に入るか」です。
純正部品が販売中なら価格と納期を確認しやすい一方、完売品では社外品や中古品など別の選択肢を探すことになります。
ここで費用を固定額にするのは危険です。
同じ修理でも、純正新品で対応できるのか、代替品を探すのか、周辺部品まで交換するのかで作業内容が変わります。
また、持ち込み部品を受け付けない整備店もあるため、部品だけ先に買うのもおすすめしません。
中古車購入時に整備先が決まっているなら、「この年式のCB750Fを今後も診てもらえるか」「部品がない場合はどのように判断するか」を先に相談しておくと、所有後の見通しが立ちやすくなります。
部品供給が不安なCB750Fほど、車両価格だけでなく「部品を探せる整備先」までセットで選ぶことが維持費対策になります。
向いている人・向いていない人
ここまでの事実を踏まえると、CB750Fが合うかどうかはかなり整理できます。
デザインの好みではなく、維持に掛けられる手間・予算・使い方を基準に判断しましょう。
CB750Fで満足しやすい人
中古購入の注意点まで読んで「それでもCB750Fがいい」と思えるなら、相性は悪くありません。
特に向いているのは、旧車を単なる移動手段ではなく、整備や部品探しを含めて趣味として楽しめる人です。
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 1970〜80年代の車両が好き | 設計年代そのものを楽しめる |
| 整備履歴を重視できる | 見た目だけで個体を選ばない |
| 修理用の予算を残せる | 購入後の整備に対応しやすい |
| 信頼できる整備先を探せる | 部品・修理の相談先を持てる |
| 重さを許容できる | 保管・取り回しで無理が出にくい |
バイク歴20年の視点では、旧車で満足しやすい人ほど「壊れない保証」を求めるのではなく、状態を確認しながら手を入れる前提を持っています。
CB750Fの歴史や機械としての成り立ちに価値を感じるなら、現行車にはない満足感を得られる可能性があります。
CB750Fは、旧車に掛かる手間を「損」と感じる人より、その手間まで趣味の一部として受け入れられる人に向いています。
現行車を選んだ方がよい人
反対に、CB750Fへ憧れがあっても、優先順位によっては現行車の方が満足しやすいです。
これはCB750Fの価値を否定する話ではなく、用途とのミスマッチを避けるための判断です。
| 優先したいこと | CB750Fで気になる点 |
|---|---|
| 毎日の確実な移動 | 40年以上前の車両状態に左右される |
| 軽い取り回し | 乾燥227〜231kg |
| 部品入手の容易さ | 純正完売品がある |
| 最新の安全・快適装備 | 設計年代が大きく異なる |
| 購入後の支出を読みやすくする | 整備内容で費用差が出る |
通勤で毎日使い、整備で止まる時間をできるだけ避けたい人や、ショップ探し・部品探しに時間を使いたくない人には、より新しい車種の方が合理的です。
また、車両価格だけで予算が上限に達する場合も、一度立ち止まった方がよいでしょう。
CB750Fを選ばない方がよいのは「旧車が分からない人」ではなく、旧車に必要な手間・予算・時間が自分の使い方と合わない人です。
CB750Fは人気ない?判断の結論
CB750Fを選ぶか迷ったら、「世間で人気か」ではなく、自分が重さ・年式・部品供給・現在の価格を受け入れられるかで決めてください。
条件が合う人にとっては、Hondaのスポーツバイク史を今も楽しめる魅力的な一台です。





コメント