「CB750Fって人気ないんですか?」と聞かれるたびに、少し複雑な気持ちになります。
バイク歴20年、旧車もネイキッドも乗り継いできた私からすると、CB750Fは決して「人気がないバイク」ではありません。
ただ、そう言われるようになった理由も、正直なところ分からなくはないんです。
この記事では、CB750Fが人気ないと言われるようになった歴史的な背景から、具体的な5つの理由、それでも乗り続けるライダーが絶えない理由、中古市場の現実まで、忖度なしでお話しします。
購入を考えている方にも、ただ気になっている方にも、役立てていただける内容です。
この記事を読むとわかること
- CB750Fが「人気ない」と言われるようになった時代的な背景
- 人気ないと言われる具体的な5つの理由とその真相
- それでも中古市場で値上がりし続けるCB750Fの本当の価値
- CB750Fに向いている人・向いていない人の判断基準
CB750Fが「人気ない」と言われるようになった背景
「人気ない」という評判は、突然生まれたわけではありません。
CB750Fの歴史をたどると、その言葉がどこから来たのかが見えてきます。
1979年デビュー、熱狂の始まり
CB750Fが登場したのは1979年6月のことです。
型式はRC04、排気量748ccの空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒エンジンを搭載し、当時のプレスリリースには「走りに徹したスポーツモデル」という言葉が使われていました。
ボア×ストロークは62mm×62mmのスクエア設計。
最高出力は国内仕様で68PS、フロントダブルディスクブレーキ、アルミコムスターホイール、チューブレスタイヤと、当時としては最先端の装備が惜しみなく投入されていました。
発売直後から爆発的な人気を集め、「ナナハン・エフ」という愛称で若いライダーたちの憧れの的になりました。
| モデル | 年式 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| CB750FZ | 1979年 | 初代、68PS、乾燥重量228kg |
| CB750FA | 1980年 | 電装系・足回りの改良、乾燥重量228kg |
| CB750FB | 1981年 | フロントサス強化、乾燥重量227kg |
| CB750FC | 1982年 | 最終型、TRAC採用・18インチF輪・乾燥重量231kg |
CB750Fはデビュー当初、「時代遅れ」とは正反対の、最先端スポーツバイクとして市場に登場したのです。
バリバリ伝説ブームと、80年代の終わり
1983年から「週刊少年マガジン」で連載が始まった漫画『バリバリ伝説』。
主人公・巨摩郡がCB750Fを駆る姿は、当時の若者に強烈な印象を与えました。
この漫画の影響もあり、CB750Fのイメージは「レーシーで攻める旧車」として固定化されていきます。
スペンサーカラーと呼ばれるシルバー×ブルーのカラーリングが文化的なアイコンになったのも、この時代のことです。
ところが1980年代後半に入ると、状況は変わります。
ホンダ自身がCBR系のフルカウルスポーツへと主力を移行し、CB750Fシリーズは1982年のFCを最後に生産終了。
市場には水冷・フルカウルの新世代スポーツバイクが次々と登場しました。
「古いナナハン」というイメージが定着し始めたのは、まさにこの切り替わりのタイミングです。
新しいものが出るたびに、CB750Fは「古い」「地味」という評価を積み重ねていきました。
「人気がない」という評判の多くは、この時代に形成されたものだと私は考えています。
2000年代以降の空白と、静かな再評価
1990年代〜2000年代のバイク市場は、250ccクラスの台頭と大型免許の規制緩和が重なり、旧車よりも現行モデルへの関心が高い時代でした。
CB750Fが語られる機会は減り、「知る人ぞ知る旧車」という位置づけになっていきます。
ところが2010年代に入ると、空冷・旧車への再評価が静かに始まります。
電子制御が当たり前になった現代バイクへの反動もあり、「アナログなフィーリングが楽しい」「自分でメンテできる構造が魅力」という声が増えていきました。
バイク歴20年の私から見ると、今のCB750Fは「人気がない」どころか、むしろ静かに値上がりし続けている印象があります。
中古相場については後のセクションで詳しくお話しします。
「人気がない」という評判は、1980年代後半〜2000年代の特定の時代に形成されたものであり、現在の市場では必ずしも正確ではないというのが実情です。
CB750Fが人気ないと言われる5つの理由を検証する
とはいえ、「人気ない」と言われ続けてきた理由が全くないわけでもありません。
一つひとつ正直に検証していきます。
①乾燥重量228〜231kg、「重い」は本当か
結論から言うと、重いのは事実です。
ただ、その重さが「人気のなさ」に直結しているかというと、話は別です。
CB750FZの乾燥重量は228kg。最終型FCになると231kgになります。
モデルによって若干の差はありますが、現代の750ccクラスと比べても、この数字は決して軽くはありません。
押し引きや取り回しで苦労するライダーがいるのは確かです。
ただ、走り出してしまえば重さはそこまで気になりません。
むしろ低重心による安定感として感じられる部分も大きい。問題になるのは、主に駐輪場での取り回しや、Uターンが必要な狭い場面です。
「重いから人気がない」というよりは、「取り回しに不安がある人が最初から候補から外してしまう」というのが実態に近いと思います。
これは人気のなさというより、ターゲットが絞られているということです。
重さを理由に敬遠するライダーがいる一方で、この重厚感こそがCB750Fの魅力だと感じているオーナーも多いのが現実です。
②部品枯渇と電装系トラブル、どこまでが本当か
旧車購入を考えるとき、誰もが気になるのが「部品が手に入るか」という問題ですよね。
CB750Fも例外ではありません。
純正部品については、年々入手が難しくなっているのは事実です。
特に電装系(レギュレーター、ジェネレーター)や、配線コネクターなどは経年劣化が進みやすく、純正品での交換が困難なケースも出てきています。
ただ、CB750Fはそれなりに台数が出たモデルです。
リプロダクション品や流用パーツ、海外からの並行輸入パーツで対応できるケースは多く、「全く部品がない」という状況ではありません。
旧車専門ショップに相談すれば、代替手段を提案してもらえることがほとんどです。
| トラブル箇所 | 発生頻度 | 対処法 |
|---|---|---|
| 電装系(レギュレーター) | 高め | 社外品・流用品で対応可 |
| エンジンオイル漏れ | 中程度 | ガスケット交換で対応可 |
| キャブレター不調 | 高め | OH・リペアキットで対応可 |
| 外装パーツ | 低め | リプロ品・ヤフオク等で入手可 |
「部品がない=維持できない」は誇張で、旧車専門ショップと付き合いがあれば維持できる可能性は十分あります。
③Z2やGS750と比べられ続けた宿命
CB750Fが人気ないと言われる背景には、同世代のライバル車との比較も少なくありません。
旧車ナナハンの世界では、カワサキZ2(750RS)の人気が圧倒的です。
丸みを帯びたタンクと4本出しマフラーのビジュアルは、旧車ファンにとっての「王道」として認知されています。
スズキGS750も、当時の耐久レースでの活躍から一定のファンを持っています。
CB750Fはこれらと比べると「地味」「個性が薄い」と評されることがあります。
ただ正直に言うと、これは好みの問題でしかありません。
CB750Fの直線的なフォルムとスポーティなシルエットは、「あの頃のホンダらしさ」を今に伝える独自の個性です。
ライバル車と比べて「人気ない」という評価は、一部のコアな旧車ファン内での話であって、一般的な評価とは少し違う文脈の話です。
CB750FはZ2とは別の魅力を持つバイクで、比較自体がそもそもナンセンスかもしれません。
④「バリバリ伝説のバイク」というイメージとの現実のギャップ
実は、これが「人気ない」と言われる理由の中で、私が最も興味深いと感じているポイントです。
漫画『バリバリ伝説』でCB750Fが主役を張ったことで、このバイクには「峠を攻める、レーシーなイメージ」が強く紐付いています。
ところが実際に乗ってみると、乾燥重量231kgの車体は決して軽快ではなく、「マンガのイメージで買ったら違った」という声が一部で出ることがあります。
これはCB750Fが悪いのではなく、フィクションが作り上げたイメージと実車のギャップの問題です。
CB750Fは「走りに徹したスポーツモデル」ではありますが、現代のスポーツバイクと同じ感覚で扱えるバイクではありません。
このギャップを知らずに購入したライダーが「思ったのと違う」と感じ、それが「人気ない」という評価につながっているケースは、少なからずあると思います。
イメージで選ぶのではなく、実車の特性を理解した上で選べば、このギャップは最初から存在しません。
⑤「旧車は維持費が高そう」という漠然とした敬遠
欠点が見えてきたところで、次に多いのが「で、実際維持費はどのくらいかかるの?」という疑問ですよね。
CB750Fを敬遠する理由として、「旧車だから維持費が高そう」というイメージを挙げる人は少なくありません。
これは一部は正しく、一部は誇張です。
確かに旧車ゆえの突発的な修理費は現行車より発生しやすい。
ただ、「漠然と高そう」という感覚で敬遠されているケースが多く、実態を知ると「思ったより現実的」と感じる人も多いのです。
税金・保険・車検といった固定費は、現行の大型バイクと大きく変わりません。
コストの差が出るのは、メンテナンスや突発修理の部分です。
これについては後のセクション「維持費の現実」で具体的な数字を出してお話しします。
「高そう」というイメージと「実際の維持費」は別物です。正確な数字を見てから判断しても、決して遅くはありません。
それでもCB750Fに乗り続けるライダーが絶えない理由
欠点を正直に並べてきましたが、それでもCB750Fには今なお乗り続けているライダーが確実に存在します。
その理由は、スペックの話だけでは語れないものです。
空冷DOHC4気筒のサウンドは、現代では買えない
高速道路の合流でスロットルを開ける。4気筒が高回転に向けて加速していく感覚と、空冷エンジン独特の乾いたサウンド。
これは水冷・電子制御が当たり前になった現代のバイクでは、なかなか体験できないものです。
CB750Fのエンジンは、62mm×62mmというスクエア設計の748cc。
高回転まで回ると歯切れよく吹け上がり、中低速域では粘り強いトルクを発揮します。
バイク歴20年の私が正直に言うと、このエンジンのキャラクターは「乗り込んでみて初めて分かる魅力」です。
現行バイクが電子制御でスムーズにまとめているものを、CB750Fはライダーが自分でコントロールする必要があります。
これを「めんどくさい」と感じる人もいれば、「それが楽しい」と感じる人もいる。後者にとっては、CB750Fは唯一無二の相棒です。
空冷DOHC4気筒のフィーリングは、2026年現在、新車では手に入らない体験です。
カフェレーサーカスタムのベースとして、今も人気
欠点のところでフォルムが「地味」という声を紹介しましたが、逆説的に、この「すっきりした素直な造形」がカスタムベースとして優秀な理由になっています。
セパレートハンドル、バックステップ、スリムなシングルシートカウル。
これらを組み合わせたカフェレーサースタイルのCB750Fは、旧車カスタムシーンでも一定の存在感を持ち続けています。
マイナビニュースの取材でも「ノーマルよりカスタムが高評価」と専門家が語っているほどです。
自分だけの一台を作りたいライダーにとって、CB750Fはキャンバスとしての魅力があります。
手に入りやすい旧車の中では、加工のしやすさとパーツの流用性がバランスよくまとまっているモデルです。
「人気がない=カスタムベースとして市場に出やすい」という側面もあり、むしろカスタム好きには狙い目のバイクとも言えます。
スペンサーカラーが持つ、文化的な重み
CB750FCに採用されたシルバー×ブルーのカラーリングは、後に「スペンサーカラー」と呼ばれるようになりました。
その由来は、1980年からAMAスーパーバイクにワークス参戦したアメリカン・ホンダが投入したCB750Fレーサーにあります。
若手として起用されたフレディ・スペンサーはこのマシンで活躍し、特に1982年のデイトナ100マイルレースでのアメリカンホンダによる表彰台独占は伝説として語り継がれています。
このときの銀×青のカラーリングが後に「スペンサーカラー」と呼ばれるようになりました。
なお、スペンサーが1983年にロードレース世界選手権(WGP)500ccで史上最年少チャンピオンを獲得したことも広く知られていますが、「スペンサーカラー」の由来はあくまでAMAでのCB750Fにあります。
WGPのホンダワークスカラー(トリコロールやロスマンズ)とは別物です。
旧車の魅力の一つは、バイクが「乗り物」であると同時に「文化の記憶」でもあることです。
CB750Fはその意味で、ただの移動手段を超えた存在感を持っています。
スペンサーカラーのCB750FCは、中古市場でも特に人気が高く、程度の良い個体はプレミア価格がつくこともあります。
CB750Fの中古市場の現実:相場・在庫・今後の価値
「人気ない」と言われながらも、CB750Fの中古相場は年々上がっています。
感覚論ではなく、数字で見ていきましょう。
全国在庫47件の現実とモデル別相場
調査時点でGooBikeを検索すると、CB750Fの全国在庫は40〜50件前後で推移しています(※台数・価格は随時変動します。最新情報はGooBikeでご確認ください)。
旧車としては「まだ残っている方」ではありますが、予算・状態・距離・モデルの希望を重ねると、現実的な選択肢は一気に絞られます。
モデルによって相場は大きく異なります。
初代FZは旧車感が強くコレクター需要が高い一方、最終型FCはスペンサーカラーの人気から値が張る傾向があります。
| モデル | 一般中古相場の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| FZ(1979年) | 40〜70万円程度 | 初代、コレクター需要あり |
| FA(1980年) | 40〜70万円程度 | バランス型、入門しやすい |
| FB(1981年) | 50〜90万円程度 | 足回り強化、走り重視派に人気 |
| FC(1982年) | 60〜150万円超 | 最終型、スペンサーカラーはプレミア |
程度の良い個体や極上のノーマル車は上限をさらに超えるケースもあります。
「安く買える旧車」という認識は、すでに過去のものになりつつあります。
「人気がない=安い」は今のCB750F市場では通用しません。良い個体ほど高値がついています。
業者間平均68.8万円が示す、値上がり旧車の実態
バイクの業者間オークション(KATIX)での取引データを見ると、CB750Fの平均落札価格は68.8万円、取引レンジは41〜129万円という実績があります。
これは一般消費者向けの小売価格ではなく、業者間での「仕入れ値」に近い数字です。
つまり、私たちが中古バイクショップで購入する場合、ここにショップの利益と整備費用が上乗せされます。
一般市場で良質なCB750Fを探すなら、80〜120万円台を覚悟しておくのが現実的です。
この相場を見て「高い」と感じるか「価値がある」と感じるかは人それぞれですが、少なくとも「人気がないから安い」という前提で探し始めると、現実とのギャップに驚くことになります。
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CB750Fの業者間平均落札価格は68.8万円。「安い旧車」という時代はとっくに終わっています。
今後さらに入手困難になる前に知っておくこと
旧車市場の一般的な傾向として、現存台数が減るほど価格は上がります。
CB750Fも例外ではなく、今後の流通量は増えることなく減り続けます。
加えて、部品の入手性は時間が経つほど難しくなります。
今ならまだリプロ品や流用パーツで対応できる場面も、10年後はさらに選択肢が狭まっている可能性があります。
「いつか乗りたい」と思っているなら、その「いつか」は早ければ早いほど選択肢が広いということです。
一方で、焦って状態の悪い個体を掴まされるのは本末転倒です。
旧車専門ショップで時間をかけて探し、信頼できる整備士との関係を作ることが、長く楽しむための最短ルートだと20年の経験から感じています。
CB750Fを手に入れるチャンスは、今この瞬間が最も多い選択肢の中から選べる時期かもしれません。
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CB750Fの維持費と付き合い方:年間コストの現実
中古相場が見えたところで、次に気になるのが「毎年いくらかかるのか」ですよね。
旧車だからといって、必ずしも維持費が青天井というわけではありません。数字で整理します。
税金・保険・車検、固定費はいくらか
まず変わらない固定費から見ていきましょう。
CB750Fは排気量748ccの大型バイクなので、税区分は「二輪の小型自動車」に該当します。
| 項目 | 年間コスト目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 軽自動車税 | 6,000円 | 毎年5月 |
| 自賠責保険(24ヵ月) | 約4,400円/年換算 | 24ヵ月8,760円。車検時に25ヵ月分を納付するのが一般的 |
| 任意保険 | 20,000〜50,000円 | 年齢・等級・条件により変動 |
| 車検費用 | 30,000〜60,000円 | 2年に1回、整備内容による |
固定費だけでざっくり年間4〜7万円程度です。
現行の大型バイクと比べて、この部分は大きく変わりません。
💡 任意保険は比較してから入るのが鉄則です
同じ補償内容でも、保険会社によって保険料は大きく異なります。
更新の前に一度見積もり比較をするだけで、年間1万円以上変わるケースも珍しくありません。
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固定費の構造は現行大型バイクとほぼ変わらず、旧車だから突出して高いわけではありません。
消耗品・メンテナンス費用、旧車の現実
固定費よりも注意が必要なのが、こちらの変動費です。
旧車ならではの「突発費用」が現行車より発生しやすいのは正直なところです。
| 項目 | 費用目安 | 頻度 |
|---|---|---|
| エンジンオイル交換 | 3,000〜5,000円 | 3,000km毎または年1回 |
| タイヤ交換(前後) | 30,000〜50,000円 | 10,000〜15,000km毎 |
| チェーン・スプロケット | 15,000〜25,000円 | 15,000〜20,000km毎 |
| キャブレターOH | 20,000〜40,000円 | 不調時・長期放置後 |
| 電装系修理(レギュレーター等) | 10,000〜30,000円 | 経年劣化による |
毎年すべてが発生するわけではありませんが、旧車の場合は「今年はこれが来た」という突発修理を年1〜2回は想定しておくのが現実的です。
年間の修理・メンテ予算として3〜10万円を別に確保しておくと、慌てずに済みます。
突発修理を「想定外」にしないことが、旧車との付き合いで最も大事な心構えです。
費用を抑えながら長く乗るための2つの考え方
維持費を抑えるために、特に効果的だと感じている考え方を2つお伝えします。
1つ目は、「旧車専門ショップとの関係を作ること」です。
CB750Fに詳しいショップと付き合えば、部品の代替手段や予防整備の優先順位を教えてもらえます。
何でもディーラーに出すより、旧車を知るメカニックがいる専門店を探す方が、長期的には費用を抑えられます。
2つ目は、「自分でできるメンテナンスを少しずつ覚えること」です。
オイル交換やチェーン調整程度を自分でできるようになるだけで、工賃が積み重なるのを防げます。
CB750Fは構造がシンプルなので、旧車の中では比較的セルフメンテがしやすい部類です。
保管場所についても一言。青空駐車は電装系の劣化を加速させます。
可能であれば屋根付きガレージか、バイクカバーでの遮蔽が維持費の節約につながります。
💡 保管場所に悩んでいるなら
自宅に保管スペースがない場合、バイク専用トランクルームという選択肢があります。
月額費用はかかりますが、電装劣化・サビ・盗難リスクを抑える効果は大きく、長期的な維持費の節約になるケースも多いです。
🏍 まずお近くに空きがあるかだけ確認してみましょう
1999年創業のハローストレージは全国約2,000物件以上を展開。雨・土埃からバイクを守るBOX型・屋外型・屋内型のバイク専用トランクルームを、エリアから無料で検索できます。
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「専門ショップとの関係」と「セルフメンテの習慣」、この2つがCB750Fを長く安く乗り続けるための現実解です。
CB750Fはどんな人に向いているか、向いていないか
ここまで読んでいただいたあなたなら、CB750Fがどんなバイクか、かなりイメージできてきたはずです。
最後に、正直に向き不向きを整理します。
CB750Fを選んで正解な人の特徴
こんな人には、CB750Fは最高の相棒になると思います。
| 特徴 | 理由 |
|---|---|
| 空冷エンジンの音・振動が好き | 水冷では味わえないフィーリングが楽しめる |
| メンテナンスや整備が苦にならない | 構造がシンプルで、学べば自分で直せる楽しさがある |
| カスタムで自分だけの1台を作りたい | カフェレーサー等のベースとして優秀 |
| 旧車の歴史や文化に価値を感じる | バリバリ伝説・スペンサーカラーなど文化的背景が深い |
| 電子制御に頼らない走りがしたい | アナログなライディングが楽しめる |
「バイクを所有すること自体を楽しめる人」に、CB750Fは特に向いています。
乗っていない時間も、磨いたり、眺めたり、部品を調べたりする時間が苦にならない人であれば、きっと長い付き合いができます。
CB750Fは「乗り物」としてだけでなく、「趣味の対象」として楽しめる人に最もフィットするバイクです。
正直やめておいた方がいい人の特徴
一方で、以下のような優先順位を持つ方には、CB750Fはあまり向かないと正直に思います。
| 特徴 | 理由 |
|---|---|
| 「トラブルゼロ」を最優先にしたい | 旧車である以上、突発的な不調は避けられない |
| 取り回しの軽さを重視する | 乾燥重量228〜231kgは現実的に重い |
| 維持費を極力抑えたい | 突発修理の予算確保が必要 |
| 毎日の通勤・実用で使いたい | 旧車を日常のワークホースにするのは負荷が高い |
これは「CB750Fが悪いバイク」ということではありません。
使い方の優先順位と、CB750Fの特性がマッチしないというだけの話です。
向いていない人がCB750Fを買っても、お互いに不幸になるだけです。
「自分が何を求めているか」を先に整理することが、後悔しないバイク選びの唯一の正解です。
20年乗ってきた私が出す、最終的な結論
「CB750Fは人気ないか?」と改めて問われたら、私の答えは「いいえ、ただし万人向けではない」です。
1980年代に形成された「古い」「地味」というイメージは、時代と文脈の産物です。
2026年現在の中古市場を見れば、CB750Fは値上がりし続けており、良質な個体は手の届かない価格帯に向かいつつあります。
これは「人気がないバイク」の相場ではありません。
空冷DOHCのフィーリング、カスタムの自由度、歴史的な背景。
これらに価値を感じるなら、CB750Fはあなたの期待に十分応えてくれるバイクです。
逆に、利便性や信頼性を最優先するなら、現行の大型バイクを選んだ方が満足度は高いでしょう。
CB750Fは「人気がない」のではなく、「分かる人に刺さる」バイクです。
そしてこの記事を最後まで読んでくれたあなたは、もうすでに「分かる人」の入口に立っているはずです。
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旧車は査定額が業者によって大きく異なります。
1社だけに出すと相場より低い金額で買い叩かれるケースも。
複数業者に同時に見積もりを取ることで、数万円〜十数万円の差が出ることも珍しくありません。
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無料・訪問なしで最大10社に査定依頼 →※査定額を見るだけでOK。売却の義務はありません。
CB750Fは「人気がない」のではなく、「分かる人に刺さる」バイクです。









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