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GS400とGS400Eの違いは?ホイール・年式・GS400E2まで整理

スズキ
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GS400とGS400Eの違いを調べると、「Eはキャストホイール」「GS400Eは39PS」など、いくつかの説明が出てきます。

どれも一部は合っていますが、年式をそろえずに比べると話がややこしくなります。

結論から言えば、1978年のGS400Eは、GS400に星形キャストホイールを採用した追加仕様と見るのが一番分かりやすく、同じ1978年型なら排気量・最高出力・乾燥重量・主要寸法はGS400と同じです。

一方、GS400Eは1980年型で39PSへ上がっているため、「GS400Eは39PS」という情報も年式を限定すれば間違いではありません。

この記事では1976〜1980年のGS400シリーズを中心に、GS400E-2、後継のGSX400E、1991年に登場した同名のGS400Eまで整理します。

  • GS400とGS400Eの一番分かりやすい違い
  • 1978年同士のスペックと新車価格の差
  • 37PSと39PSの情報が混在する理由
  • GS400E-2・GSX400E・1991年GS400Eとの関係
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GS400とGS400Eの違いは?

GS400とGS400Eを同じ1978年型で比べると、一番目立つ違いはホイールです。

GS400がスポークホイールなのに対し、1978年に追加されたGS400Eは星形キャストホイールを採用しています。

「Eだから排気量やエンジンが別物」という関係ではなく、同年式の基本スペックはかなり近いどころか、スズキの諸元表では主要数値がほぼ共通しています。

1978年型GS400GS400E
ホイールスポーク星形キャスト
型式GS400GS400
排気量398cc398cc
最高出力37PS/9,000rpm37PS/9,000rpm
最大トルク3.3kg-m/7,500rpm3.3kg-m/7,500rpm
乾燥重量172kg172kg
全長×全幅×全高2,080×835×1,125mm2,080×835×1,125mm
新車価格320,000円340,000円

スズキのデジタルライブラリーでも、1978年に星形キャストホイールを採用したGS400Eを発売したことが説明されています。

GS400はスポーク、GS400Eは星形キャストホイール

純正に近い1978年型を見分けるなら、まずホイールを見るのが早いです。

GS400はスポークホイール、追加されたGS400Eは星形のキャストホイールという違いがあり、写真でも比較しやすいポイントです。

ここはGS400Eの成り立ちそのものに関わる差なので、「GS400とGS400Eは何が違う?」への最初の答えとして押さえておけば十分でしょう。

ただし現在見かける車両は40年以上前の旧車で、ホイールや外装が交換されている可能性もあるため、実車の個体確認ではホイールだけで断定しない方が安全です。

1978年同士なら398cc・37PS・主要寸法は同じ

1978年のGS400とGS400Eは、どちらも398ccの空冷4サイクル並列2気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力は37PS/9,000rpmです。

最大トルク3.3kg-m/7,500rpm、乾燥重量172kg、全長2,080mm、軸距1,385mm、6速ミッションといった主要諸元も同じです。

つまり1978年同士を比べる限り、GS400Eをエンジン性能で上位にしたモデルとは言いにくく、違いの中心は足まわりの仕様にあります。

年式ごとの数値は、スズキ公式のGS400・GS400E諸元表で横並びに確認できます。

新車価格はGS400が32万円、GS400Eが34万円

1978年の新車価格はGS400が320,000円、GS400Eが340,000円で、GS400Eの方が20,000円高く設定されていました。

排気量や出力、車体寸法が同じ年式で価格差が付いているため、当時の選択ではキャストホイール仕様を選ぶかどうかが分かりやすい分岐になります。

現在の中古価格差をこの2万円から単純に考えることはできませんが、新車時の位置づけを理解する材料としては分かりやすい数字です。

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GS400とGS400Eを年式で整理

GS400とGS400Eは「GS400が終わって、次にGS400Eへ名前が変わった」と覚えるとズレが出ます。

スズキの諸元表では1978年にGS400とGS400Eの両方が並んでおり、この年は併売されていたことが分かります。

車種公式諸元で見るポイント
1976年GS400398cc・36PSで登場
1977年GS40036PS
1978年GS400/GS400E両車37PS、GS400Eは星形キャスト
1979年GS400E37PS
1980年GS400E39PS・3.5kg-m

同じ「GS400E」でも1978年型と1980年型では性能が違うので、車名だけでなく年式をセットで見ることが重要です。

1976〜1978年のGS400

GS400は1976年に、スズキ初の4サイクル400ccマシンとして登場しました。

初期型は398ccの空冷並列2気筒DOHCで、最高出力36PS/8,500rpm、6速ミッションを採用しています。

1978年には最高出力が37PS/9,000rpmへ変わり、同じ年にキャストホイール仕様のGS400Eが加わりました。

そのため「GS400=36PS」と固定して覚えるのも正確ではなく、GS400側にも年式による変化があります。

1978〜1980年のGS400E

GS400Eは1978年に37PSで登場し、スズキの諸元表では1979年型も37PSです。

1980年型になると最高出力39PS/8,500rpm、最大トルク3.5kg-m/7,000rpmへ変わっています。

一方、排気量は398cc、乾燥重量は172kg、全長2,080mm、軸距1,385mmという基本値が維持されています。

「GS400Eは39PS」という説明は1980年型には当てはまりますが、1978年型までさかのぼってEの共通特徴にしてしまうと間違います。

GS400E-2はGS400シリーズ最終型として確認できる

GS400E-2という呼び方は、ネット上だけの俗称ではありません。

スズキは後継GSX400Eの説明で、GSX400Eを「GS400シリーズの最終型となるGS400E-2」の代替車種と位置づけています。

GS400E-2の細かな識別点は資料が限られるため、キャブレターやフレーム番号だけで型を決めつけるのは避けた方が無難です。

まずはGS400シリーズ末期の最終型という位置づけを押さえ、細部は個体ごとの年式や車両情報と合わせて見るのが分かりやすいでしょう。

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GS400EはGS400より速い?エンジン性能の違い

GS400Eを「GS400の高性能版」と考えると、1978年型の比較でつまずきます。

性能差を見るなら、Eという名前より先に年式をそろえるのがコツです。

1978年のGS400とGS400Eはどちらも37PS

1978年型はGS400もGS400Eも37PS/9,000rpmで、最大トルクも3.3kg-m/7,500rpmです。

ボア×ストローク65×60mm、圧縮比9.0、BS34キャブレター2基、6速の各変速比まで公式諸元では共通しています。

少なくとも同じ1978年型を比べて「Eの方が2PS高い」と説明することはできません。

ホイールの違いは明確ですが、エンジン出力の差まで車名の違いとして足さないことが大切です。

1980年GS400Eの39PSは年式変更として見る

39PSという数字は1980年GS400Eの公式諸元に出てきます。

1979年GS400Eが37PS/9,000rpm・3.3kg-m/7,500rpmなのに対し、1980年型は39PS/8,500rpm・3.5kg-m/7,000rpmです。

ここは「GS400からGS400Eになったから39PS」ではなく、GS400Eとして販売された期間の中で仕様が変わった、と見ると整理できます。

旧車のスペックを比較するときは、車名の末尾だけで性能差を決めず、何年型の数値なのかまで確認した方が混乱しません。

「Eだから高性能版」と決めつけない

1978年の公式データではGS400とGS400Eの出力が同じなので、GS400Eの「E」をエンジンの高性能版を示す記号として扱うのは無理があります。

1978年型で分かりやすい差は、GS400Eの星形キャストホイールです。

後年に39PSへ変わった事実はありますが、それはGS400Eという名前の車両すべてに共通するスペックではありません。

「E=必ずキャストを意味する」というメーカー全体の命名ルールまで広げず、このGS400シリーズの事実として覚えるのがいいでしょう。

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GS400とGS400Eの見分け方

純正に近い車両ならホイールが最初の手掛かりになりますが、旧車はカスタムや部品交換を前提に見た方が安心です。

写真だけで終わらず、年式や書類の車両情報まで重ねて確認すると、GS400とGS400Eを取り違えにくくなります。

まずホイールを見る

外観で一番分かりやすいのは、やはりホイールです。

1978年のGS400Eは星形キャストホイールが特徴なので、スポークのGS400と並べれば違いをつかみやすいです。

中古車サイトや写真で候補を絞る段階なら、この見方はかなり使いやすいでしょう。

ただしキャスト化されたGS400や別仕様へ変更されたGS400Eも考えられるため、購入判断までホイールだけで完結させるのはおすすめしません。

次に年式と書類の車両情報を確認する

ホイールを見た次は、年式と書類に記載された型式・車台番号などの車両情報を確認します。

スズキの諸元表では1976〜1980年のGS400/GS400Eはいずれも型式が「GS400」とされているため、型式欄だけでGS400かGS400Eかを一発判定できるわけではありません。

型式欄だけでは足りないので、年式、ホイール、車台番号、車体の状態などを組み合わせて見ていきます。

車台番号の細かな開始番号まで必要になった場合は、当時のパーツリストや正規資料と照合し、ネット上の一覧だけで決め打ちしない方がいいでしょう。

カスタム車は外装だけで断定しない

GS400系は古い車両だけに、ホイール、外装、シート、マフラーなどが純正状態から変更されている個体もあります。

特に見た目を別年式風に仕上げた車両では、「この色だからE-2」「このホイールだからGS400E」と外装だけで判断すると危険です。

見た目だけで決めず、年式や型式・車台番号などの車両情報まで合わせて見るのが、旧車を見分ける基本です。

購入や部品注文まで進むなら、販売店へ年式と車両情報、変更箇所を確認してから判断するのがおすすめです。

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GS400Eで混同しやすい別モデル

GS400Eという名前を追っていくと、GS400E-2、GSX400E、さらに1991年のGS400Eが出てきます。

似た名前ですが、全部を同じ系列の同じ仕様として扱うとスペックが混ざります。

GS400E-2とGSX400Eは同じ車両ではない

GS400E-2はGS400シリーズ側の最終型で、GSX400Eはその後を受ける別モデルです。

1980年のGSX400Eは型式GS400X、399ccの空冷2気筒DOHC4バルブ、最高出力44PSで、TSCCも採用しています。

GS400Eの398cc・2バルブ・最大39PSという仕様から内容が大きく変わっているため、「E-2の別名がGSX400E」と考えない方が分かりやすいです。

スズキもGSX400Eの公式解説で、GS400E-2の代替車種として位置づけています。

1980年GSX400Eは後継で、ザリ/ゴキ詳細は関連記事へ

GSX400Eへ話が進むと、「ザリ」「ゴキ」という呼び名が出てきますが、ここから先はGS400とGS400Eの違いとは別の比較テーマです。

1980〜1981年の初期GSX400Eと、1982年以降のGSX400E KATANAをどう見分けるかは、GSX400Eのザリとゴキの違いで年式・型式・外装の変化をまとめています。

GS400系を調べている途中でザリ/ゴキまで一緒に出てきた場合は、「GS400Eの次にGSX400Eがある」といったん世代を区切ってから読むと混乱しません。

GS400とGS400Eの違いを知る段階では、GSX400Eが次の世代だと分かれば十分です。

1991年GS400E(GK54A)は同名の別世代

もう一つ注意したいのが、1991年に登場したGS400Eです。

こちらは型式GK54A、399ccの空冷2気筒DOHC2バルブ、最高出力39PS/9,500rpm、乾燥重量169kg、17Lタンクという別世代のモデルです。

1978〜1980年のGS400Eは型式GS400、398cc、14Lタンクなので、同じ「GS400E」という車名でも中身は同一ではありません。

検索結果や中古車情報でGS400Eとだけ書かれていたら、1970年代末の車両なのか1991年以降のGK54Aなのか、まず年式を見る必要があります。

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GS400とGS400Eは「同じ年式で比べる」と違いが分かる

  • 1978年GS400Eの分かりやすい違いは星形キャストホイール
  • 1978年のGS400とGS400Eは398cc・37PS・乾燥172kgなど主要諸元が共通
  • 1978年の新車価格はGS400が32万円、GS400Eが34万円
  • GS400Eの39PSは1980年型の数値で、Eすべての共通性能ではない
  • GS400E-2はスズキ資料でGS400シリーズ最終型として確認できる
  • 1980年GSX400EはGS400E-2の後を受ける別モデル
  • 1991年GS400EはGK54Aの別世代なので年式を必ず確認する

GS400とGS400Eの違いは、車名だけを縦に比べるより、同じ年式を横に並べるとすっきり理解できます。

特に「GS400は37PS、GS400Eは39PS」という覚え方は、1978年同士の比較では成立しません。

写真で見分けるときはホイールを入口にし、購入や部品確認では年式と車両情報まで合わせて確認すれば、同名・類似名が多いGS系でもかなり整理しやすくなります。

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コメント

  1. たぶ より:

    旧車記事いいですね!
    気になったのですが管理人さんはなにを所有してらっしゃるんですか?

    • ヒロ ヒロ より:

      いつもありがとうございます!
      申し訳ないですが、所有車については公開しない方針でやっています。
      しかし…残念ながら期待されるような旧車を所有しているわけではありません笑

      あまり好き嫌いはありませんが、このジャンルだとZ400FXとかが好きです。
      もう少し広げるとRZとかRDとかが好きですが、なかなか今から買うとなると色々とハードルが高いですよね…。

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